4月から夜練で平日の月~金曜日は毎日ティーバッティングをしています。
太郎はやることがないので毎日顔を出していますが、今まで曜日の都合でこれなかった子たちも、居ると判れば安心してくることができるのか、今年は昨年に増して多くの子どもたちがやってきています・・・が、ここ最近は、同じ顔触れで、ちょっと少なくなってきたかな。
さてさて、ティーバッティングをやる目的にはいろいろなものがあります。また、1つの方法だけ出なく、いろいろなやり方もあります。立花龍司さんや江藤省三さん(現慶応大学野球部監督)などの本にいくつか紹介されている方法です。
通常は斜めまえからトスされたボールを打っています。普通に考えますと、ピッチャーのボールは自分の正面から来ますので、斜めから打っているのは右バッターの場合、三塁方向のファールグランドめがけて打っているようなものです。
本当は、正面から打ちたいのですが、そうもいきません。
●後ろからのトス
目的; レベルスイングをつかむ、フォロースルーを大きくします。
真後ろからトスされたボールを打つため、フォロースルーが大きくするようになります。また、ボールにあわせてスイングをするため、レベルスイングの感覚がつかみやすくなります。
(後ろからのティーに挑戦中の、しんくん)
●真横からのトス
目的; 回転の位置をつかむ、前に突っ込むのを直す、体重の移動が大きすぎるのを直します。
真横(身体の正面)からのボールを打ちます。ですから前に突っ込むと打てませんので、その場で身体を回転しなければなりません。
●片手打ち
目的; バットコントロールの練習です。
右手、左手に持ち替えて一本で打つことで、バットコントロールの練習になります。細い棒を使ったり,バットを短く持ったりするのも効果的です。
●逆手打ち
目的; 両ひじを正しく使い、手首の返し方を身につけます。
両ひじをうまく使わないと、バットの軌道にブレが生じるため、ひじのしまり具合や使い方にいい練習です。
●ワンバウンド打ち
目的; 選球眼をつけることと、自分の打つポイントを知ることです。
タイミングが合わない時や、ボールと判断した時、自分の打つポイントにボールが来なかった時には、トップの形で見送るようにします(言うは簡単ですが、とっても難しいです)。
目的とその効果によって、「まず試してみる」ことはいいことだと思います。
いつも、同じやり方だけでは、ただえさえ飽きっぽい子どもたちですので、飽きさせないためにも面白いかもしれません。
まずは、フォームをしっかりと固め、フォロースルーを大きくして、力強いスイングを出来るようにすること。
ただバットを振っても、なかなか上手く出来ませんから、バッティングフォームのチェックポイントを決めてボールを打つことが大切です。
プロ野球選手も試合前の打撃練習時間の空いている時間では、バックネットに向かってティーバッティングで打ちこんでいたりしているくらいですから。
やっぱり、数を多くこなすとバットの振りが違ってきますし、ボールをミートする力が伸びてきます。
何事も基本をしっかりと出来るようにしておかないと、次のステップでの上達は早くなりません。
いつも、来ている、ヒロチとしんくんとあやちゃん。その努力が実になる日はきっと来ますからね!!
(まさくんと太郎は出来て当たり前)