どのスポーツにも共通して「センスがいい」と言われる選手は、フォームがきれいで、動きの中でのバランスがよく、無駄な動きがないと表現されたりします。
技術的に上手いとか、体格がいいとか、足が速いとかの身体能力とは別の評価基準で使われたりしています。
1つの基準として、そのスポーツ(競技)をよく知っているかということと、上達が早いことがではないかと考えられます。
上達が早いかどうかは見た目では判りませんし、教えてみないことには分からないことが多いのですが、動きを見ていたり、話をした後の行動を見ていたりすると、良くわかってきます。
でも、センスって教えても、そうそう教えられるものでもないでしょうし、簡単に身に付くようなものでもないと思えます。
それは同じことを、同じタイミングで教えてもらい、同じ練習をしても、全員できるわけではないということで、なんとなく判ります。
以前、野球で二塁塁審をしていたときのことです。
あるチームのキャプテンの子はベンチからのサインを確認した後、二塁ベースから離れてリードをとる前に必ず二塁ベース上で後ろを振り向いて、外野の守備位置を確認していました。チームとして教わったことだと想像しますが、他の子は出来ていませんでした。もしかすると、誰にも教わらずにTVなどで見た野球中継で覚えたのかもしれません。
何なのでしょうか? この違いは?
「三つ子の魂、百まで」と持って生まれたものだと言ってしまえばそれっきりです。
でも、ある意味、周囲の微妙な感覚を感じとる力、それを調整していく絶妙なバランス感覚のようなものかもしれません。
これって、まだまだ発展途上の小中学生ならば鍛えることはできると思います。
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