Microsoft Office Specialist 試験において、
バージョン2003から、ExpertレベルにXMLの問題が追加されました。
実際に、テキストなどを見て勉強していただければ、
試験問題を解くことは可能ですが、
XMLがいったい何なのか分からないまま問題を解くことになってしまいます。
そこで、
XMLそのものではなく、
MOS試験のXMLに関する問題を解く上で、
知っておくと問題が解きやすくなるレベルでの、
XMLの話をしたいと思います。
(あくまでMOS試験でのXMLの問題を理解できるように、です)
第3回目の今日は、XSLに関してです。
また今回もXSLの話をする前にXMLファイルを開いてもらうと分かりますが、
タグで構築されたデータが羅列しているだけです。
前回はこの中から必要なデータを取り出すのに、
スキーマを使用するという話をしました。
しかし、取り出されたデータがやはり、
タグで構築されたままでは、読み取りにくいままです。
XMLの構文を理解している人であれば、
何のデータが入力されているか理解できるかも知れませんが、
XMLを知らない人が見ても、
何のデータが入力されているのか分かりません。
複数のアプリケーション間、もしくはOS間でもデータの共有ができるのが、
XMLの利点ですから、
多くの人が見て、分かるようにデータを表示する必要があります。
そこで使われるのが今回のXSLになります。
XMLのままでは読解しにくいデータを、
XSLを利用する事で、表形式で表示させることができます。
また、XMLファイル自体は書式を定義する事ができません。
表形式に直すことが出来ても、
強調したい箇所に書式をXMLからは適用する事が出来ないのです。
しかし、
XSLを利用すれば書式を定義する事が出来るので、
タイトル行のみ書式を変更したり、
たとえば価格のフィールドに特定の書式を定義したりする事が出来ます。
その他にもXSLは、
XMLファイルをPDF形式やHTML形式に変換することも出来ます。
これにより、
XMLを知らない人でもそのデータを読み取ることが用意になるだけでなく、
HTML形式に変換をすれば、
OS、使用アプリケーションに関係なく、
ブラウザを使ってデータを確認する事が出来るのです。
XML、スキーマ、XSL。
三種類、使用する物がXMLには存在します。
XMLはデータその物のファイルであり、
スキーマは構造を定義するファイル、
XSLはレイアウトや書式などの表示の仕方を定義するファイルになります。
こう見るとXMLはHTMLと比べ、
作成しなければならないファイルが増え、
不便になってしまっている様に見えますが、
データ、構造、レイアウトと分かれている事で、
XSLのファイルだけ変えれば、
同一のXML(データ群)から違ったレイアウトのファイルを作成したり、
スキーマファイルを変えるだけで、
同一のXMLから違った分析結果を出すことが出来たりするのです。
ホームページという表現のみであれば、
HTMLでも十分機能するかも知れませんが、
データを共有するという面で見れば、
XMLの方が汎用性が高いのです。
バージョン2003から、ExpertレベルにXMLの問題が追加されました。
実際に、テキストなどを見て勉強していただければ、
試験問題を解くことは可能ですが、
XMLがいったい何なのか分からないまま問題を解くことになってしまいます。
そこで、
XMLそのものではなく、
MOS試験のXMLに関する問題を解く上で、
知っておくと問題が解きやすくなるレベルでの、
XMLの話をしたいと思います。
(あくまでMOS試験でのXMLの問題を理解できるように、です)
第3回目の今日は、XSLに関してです。
また今回もXSLの話をする前にXMLファイルを開いてもらうと分かりますが、
タグで構築されたデータが羅列しているだけです。
前回はこの中から必要なデータを取り出すのに、
スキーマを使用するという話をしました。
しかし、取り出されたデータがやはり、
タグで構築されたままでは、読み取りにくいままです。
XMLの構文を理解している人であれば、
何のデータが入力されているか理解できるかも知れませんが、
XMLを知らない人が見ても、
何のデータが入力されているのか分かりません。
複数のアプリケーション間、もしくはOS間でもデータの共有ができるのが、
XMLの利点ですから、
多くの人が見て、分かるようにデータを表示する必要があります。
そこで使われるのが今回のXSLになります。
XMLのままでは読解しにくいデータを、
XSLを利用する事で、表形式で表示させることができます。
また、XMLファイル自体は書式を定義する事ができません。
表形式に直すことが出来ても、
強調したい箇所に書式をXMLからは適用する事が出来ないのです。
しかし、
XSLを利用すれば書式を定義する事が出来るので、
タイトル行のみ書式を変更したり、
たとえば価格のフィールドに特定の書式を定義したりする事が出来ます。
その他にもXSLは、
XMLファイルをPDF形式やHTML形式に変換することも出来ます。
これにより、
XMLを知らない人でもそのデータを読み取ることが用意になるだけでなく、
HTML形式に変換をすれば、
OS、使用アプリケーションに関係なく、
ブラウザを使ってデータを確認する事が出来るのです。
XML、スキーマ、XSL。
三種類、使用する物がXMLには存在します。
XMLはデータその物のファイルであり、
スキーマは構造を定義するファイル、
XSLはレイアウトや書式などの表示の仕方を定義するファイルになります。
こう見るとXMLはHTMLと比べ、
作成しなければならないファイルが増え、
不便になってしまっている様に見えますが、
データ、構造、レイアウトと分かれている事で、
XSLのファイルだけ変えれば、
同一のXML(データ群)から違ったレイアウトのファイルを作成したり、
スキーマファイルを変えるだけで、
同一のXMLから違った分析結果を出すことが出来たりするのです。
ホームページという表現のみであれば、
HTMLでも十分機能するかも知れませんが、
データを共有するという面で見れば、
XMLの方が汎用性が高いのです。