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斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

やられ損のツケは必ず我々に回ってきます

2019-06-14 16:45:00 | 社会部

「太鼓」盗難映像、一時ネットに ゲーム店関係者に批判

私的制裁を問題視するとはいえ、店側としては死活問題になりますから、一秒でも早く犯人を捕まえて弁償させなければなりません。況してや誰も保証してくれる訳もない中で、悠長にモザイクをかけている暇はないでしょう。

どれだけ監視カメラが進化したとはいえ、拡大した場合の画像の荒さは避けられません。そこにモザイクが入れば犯人を特定させる情報提供が更に難しくなります。

そもそも狡猾さを覚えた相手にプライバシーの配慮を加えていたら、ますます相手からナメられます。所詮、大人たちなんて法律の壁に阻まれて何もできないと思われてしまいます。

それに、店側が何もできずに損害だけが残れば、この御時世であれば閉店に追い込まれます。そうなれば従業員は解雇され、店との取引をしていた様々な業者も得意先を1つ失います。

ゲームセンターは端からみれば問題の多い場所ですが、それでも利益が見込めるドル箱として位置付けている業者も多いでしょう。それを失えば、必ず誰かが余剰人員として職を失います。

失った人は辛酸を舐めさせられ、その家族も路頭に迷い、立場の弱い子供が自暴自棄になって今回と同じ様なことを仕出かします。見事な堂々巡りです。勿論、家庭内での躾によって皆が皆そうなるとは限りませんが、何らかの形で荒んでしまうのは避けられません。

だからこそ、少年の犯罪といえど厳しく対処しなければならないのですが、それには法律を改正しなければなりません。然し乍ら、現状では政治に無関心が圧倒的に多いので実現は程遠いです。そこから考えれば、我々有権者が遠回しに犯罪を幇助している訳です。恥ずかしい話です