現段階では何とも言えませんが、頭部の一部だとすれば誰かが棄てたことは間違いないにしても、それを現場まで持ち込むのは些か無理があるように思えます。大概に於いて所謂【バラバラ殺人事件】だったとしても頭部の一部分だけを遺棄するのは犯人の心情として有り得ないことではないにせよ、そこまで解体するには相当な作業になりますし、変に其の作業で時間を要してしまったら第三者に勘付かれるのですからリスクが高すぎると思うのです。
そこから想像して、これは人骨だとしても、例えば解体された個人の家屋から(所有者や先祖の趣味ないし戦地からの遺品として持ち帰って保管していたものが)発見されたものだったり、例えば先日にあった学校の教材で使われていたのと同じように何処かの学校の教材として用いれられていたものの、少子化による学校の統廃合で業者に廃品として渡されたものが業者側の何らかの理由で不法投棄したのかもしれません。
敢えて不法投棄に焦点をあてれば、例えば誰かが亡くなった後に遺骨になったものの、いざ墓に入れる段になって管理費を含む永代供養の支払いに嫌気が差して遺骨を自宅に保存していて、偶々見かけた散骨の手段からヒントを得て勝手にバラ撒いた可能性だってあると思います。
例えば、誰かが外国の骨董品を扱う店で呪言(まじない)の効果があると云われて購入したものが本物の人骨だった為に気持ち悪くなって捨てたということも想像できます。
海外が絡んでくると日本の警察でも対処のしようがないと思いますね。仮に本物であったなら、然るべき場所で供養して無縁仏にするしかないと思います。