この事件は悪質極まりないですが、それでもガスや水道、電気の検針員・従業員には契約者の自宅に出向く“仕事”があるので彼らを糾弾することはできません。勿論、彼らも身分証を携帯し必ず見せる様にしています。(東京)東村山市秋津町で強盗 9月20日昼過ぎ https://t.co/y5CJb0MwVd 住宅を訪れ、ガス検針員を名乗り、住人の80代男性を脅し、顔を殴り、この男性の妻の首を絞めた「ガスの検針に来た」「金を出せ」※秋津駅
— 日本不審者情報センター (@fushinsha_joho) September 20, 2020
どれだけ時代が進もうと、どれだけ文明が進化しようとも、生身の人間がいる限り【互いの信頼関係】が大切になります。それを崩してしまえば、先に待つものは破滅です。そして日本は其の道を進みつつあります。
確かに過去には悪質な犯罪が沢山ありました。然し乍ら、それはそれであって日々の基本まで捻じ曲げてはならないんです。ところが日本は一方的に捻じ曲げてしまい、それが相互の信頼関係の崩壊を招き、さらなる悪循環を生み出しているんですから始末に負えません。
やはり国が存続する為には相互の信頼関係は絶対に外せません。互いが信頼するからこそ人と人との付き合いがあり、そこから結婚に発展し、そこから子孫繁栄へと繋がっていく訳です。
勿論、多様性の時代ですから必ずしも異性だけが結婚できるとは限りませんが、その問題の根底にも相互の信頼関係がある訳で、それを無視して時代だから云々を掲げても溝は埋まりません。一つ一つ物事の障害を乗り越え、相手からの理解を得て初めて正式に話が纏まりますが、その為には双方が真剣に向き合う必要があります。正直なところ、日本の現在位置はスタートラインに立って数歩進んだ程度です。とても世界の基準に合わせるまでには至っていません。
戦後から今日に至るまで、日本には時代を跨ぐ“絶対的なもの”がありません。常に流動的で、常に足が地面に着いていない儘に今日まで至ってしまったんです。これでは偏った考えが横行するのは避けられませんし、実際にそうなってしまっています。
そんな偏った考えを掲げても、相互の信頼関係が得られなければ軋轢を生むだけで軈て弊害の犠牲になります。今回の事件で一方的に検針員や従業員を排除すれば誰かが職を失うことに繋がり、その中、または余波を受けた中から新たな犯罪者が生まれ、いつの日か誰かの所へ仕返しに行く訳です。見事な堂々巡りじゃないですか。
もう大きく社会が壊れない限り真剣に向き合えないかもしれません。そもそも小手先の改善ですら歩調が合わせられないんですから本当に馬鹿馬鹿しい現実です。
これから新型コロナウイルスのリスクと接しながら寒い時期を迎えます。なんとか暖かい季節は乗り切れても寒い季節となると話は違います。3密の可能性が高くなる上に、既に疲弊した人たちによる暴走の可能性も出てきます。
今年も残り3ヶ月と7日余り。無事に2021年を迎えられるでしょうか🤔。