ある地域で
一人暮らしを始めようと部屋を探している女性がいました。
部屋の条件は、1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋。
まず、彼女は駅の目の前にある藁不動産に入りました。
トントントン・・・
「こんにちは。お部屋を探しにきたのですが・・・」
「こんにちは。どんな物件をお探しですか?」
「1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋なんです。」
「はい、わかりました。こちらへどうぞ。」
そういって1軒目の不動産屋が連れてってくれたのは、とても古いアパートでした。
「エアコンどころか、シャワーも付いていない。トイレだって和式じゃないですか!」
「あぁ、じゃぁ、これから急いで付けますから・・・」
「えぇ~い。そんな部屋はいりません!! フ~~ッ」
藁不動産は飛んでいってしまいました。
つぎに、彼女は駅から3分ほど歩いた木不動産に入りました。
カランコロン・・・
「こんにちは。お部屋を探しにきたのですが・・・」
「やぁ、いらっしゃい。どんな物件をお探しですか?」
「1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋なんです。」
「はい、わかりました。こちらへどうぞ。」
そういって2軒目の不動産屋が連れてってくれたのは、木造アパートでした。
「不動産屋さん、ダイニングの真ん中にとてつもなく太い大黒柱があるんですけど・・・」
「そりゃぁ、木造だもん。立派な大黒柱でしょ。ちょっと邪魔だけどね。でも、まぁ条件はクリアしてますよ。」
「こんなのダイニングとして使えないじゃん・・・。こんな部屋はいりません!フフ~~~ッ」
木不動産は飛んでいってしまいました。
こんどは、駅から歩いて5分のレンガ不動産に入りました。
ピンポンピンポン・・・
「こんにちは。お部屋を探しにきたのですが・・・」
「いらっしゃいませ。どのような物件をお探しですか?」
「1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋なんです。」
「はい、わかりました。こちらへどうぞ。」
そういって3軒目の不動産屋が連れてってくれたのは、鉄筋コンクリートのマンションでした。
「まぁ、素敵。条件もピッタリだし、ココに決めます!!」
「ありがとうございました。」
それから、彼女はすぐに引っ越しました。
でも、引っ越してみるとビックリしたことがおきました。
彼女の部屋はマンションの最上階にあり、暑い夏の日には屋根の熱が部屋に篭って蒸し風呂状態。
あまりの暑さにエアコンも壊れてしまいました。
「フゥフゥ・・・。暑いよ、暑いよ。」
そう言いながら、彼女は融けてしまいましたとさ。
*** *** *** *** *** ***
フジコの知ってるブロガーさんちでチラ ホラ見かける童話。
なにかに似てるお話のようだけど、どちらも完全なるオリジナル。
両方とも趣きは違うけれど、少々残酷なところが童話の味を出しています。
フジコもそんな記事を書いてみましたよ。
あぁ~~ん、でも、フジコってば残酷になりきれないわぁ~(笑
【参考文献】
カオリン@「金の斧 銀の斧」
あくあんぬ@「彼女の童話」
一人暮らしを始めようと部屋を探している女性がいました。
部屋の条件は、1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋。
まず、彼女は駅の目の前にある藁不動産に入りました。
トントントン・・・
「こんにちは。お部屋を探しにきたのですが・・・」
「こんにちは。どんな物件をお探しですか?」
「1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋なんです。」
「はい、わかりました。こちらへどうぞ。」
そういって1軒目の不動産屋が連れてってくれたのは、とても古いアパートでした。
「エアコンどころか、シャワーも付いていない。トイレだって和式じゃないですか!」
「あぁ、じゃぁ、これから急いで付けますから・・・」
「えぇ~い。そんな部屋はいりません!! フ~~ッ」
藁不動産は飛んでいってしまいました。
つぎに、彼女は駅から3分ほど歩いた木不動産に入りました。
カランコロン・・・
「こんにちは。お部屋を探しにきたのですが・・・」
「やぁ、いらっしゃい。どんな物件をお探しですか?」
「1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋なんです。」
「はい、わかりました。こちらへどうぞ。」
そういって2軒目の不動産屋が連れてってくれたのは、木造アパートでした。
「不動産屋さん、ダイニングの真ん中にとてつもなく太い大黒柱があるんですけど・・・」
「そりゃぁ、木造だもん。立派な大黒柱でしょ。ちょっと邪魔だけどね。でも、まぁ条件はクリアしてますよ。」
「こんなのダイニングとして使えないじゃん・・・。こんな部屋はいりません!フフ~~~ッ」
木不動産は飛んでいってしまいました。
こんどは、駅から歩いて5分のレンガ不動産に入りました。
ピンポンピンポン・・・
「こんにちは。お部屋を探しにきたのですが・・・」
「いらっしゃいませ。どのような物件をお探しですか?」
「1DK以上・エアコン完備・2階以上の部屋なんです。」
「はい、わかりました。こちらへどうぞ。」
そういって3軒目の不動産屋が連れてってくれたのは、鉄筋コンクリートのマンションでした。
「まぁ、素敵。条件もピッタリだし、ココに決めます!!」
「ありがとうございました。」
それから、彼女はすぐに引っ越しました。
でも、引っ越してみるとビックリしたことがおきました。
彼女の部屋はマンションの最上階にあり、暑い夏の日には屋根の熱が部屋に篭って蒸し風呂状態。
あまりの暑さにエアコンも壊れてしまいました。
「フゥフゥ・・・。暑いよ、暑いよ。」
そう言いながら、彼女は融けてしまいましたとさ。
*** *** *** *** *** ***
フジコの知ってるブロガーさんちでチラ ホラ見かける童話。
なにかに似てるお話のようだけど、どちらも完全なるオリジナル。
両方とも趣きは違うけれど、少々残酷なところが童話の味を出しています。
フジコもそんな記事を書いてみましたよ。
あぁ~~ん、でも、フジコってば残酷になりきれないわぁ~(笑
【参考文献】
カオリン@「金の斧 銀の斧」
あくあんぬ@「彼女の童話」
非常に怪談だよ。
これって童話のほうじゃなくて怪談の方が良かったんでない?(笑)
熔けていく感じが非常に・・・リアルっす(涙)
虎ありがっちょ♪
あくあんぬの童話は、純粋路線なのに
どーも、フジコが書くとこうなっちゃう(笑
あぁ、でもほんのちょっと実話なんですのよ。フゥフゥ。
暑いんだ・・・部屋。融けちゃうのか。。。
「とろけちゃう~!」(三浦理恵子の真似で)
「フンッフンッ!」っていうオオカミが来ればいいのに。
フジコもそんな係長、募集中です(はぁと。