酔った勢いで、ホテルに入り
その勢いのまま、熱い一夜を共にする。
同年代だからって気安く話しかけてきて
気安く入ってこようとする。
同年代だからって経験値が同じワケじゃないのに
同じであることを当然だと思って
自分本位な愛し方しか出来ないオトコ。
そのくせ、勝手なときにだけ「姉さん」キャラを押し付けて
気に入らなければ、横柄に振舞ってくる。
「わかるだろ?」が口癖の考えナシの同い年のオトコ。 . . . 本文を読む
酔った勢いで、ホテルに入り
その勢いのまま、熱い一夜を共にする。
あまり若い女を抱いたことのないこのオトコ。
勢いが勢いを生み、更にエスカレートしていく。
必要以上の愛撫が執拗に続く。
ぐったりして眠るオトコの枕元には、ゴムのケースと指輪が見えた。
朝が来れば、
私はうんと年下だから、ちっともわからないフリをして
伏目がちの俯き加減で、あなたに言われるがままサヨナラをする。
そんないじら . . . 本文を読む
酔った勢いで、ホテルに入り
その勢いのまま、熱い一夜を共にする。
勢いだってわかってるのに。
その気もないのに、愛の言葉を囁くオトコ。
朝が来れば、
私は年上だからそんなこと百も承知、
なんて顔をしながら
何事もなかったように平然とサヨナラする。
すると、図々しい年下のオトコは
何も言わない都合のいい女と勘違いして
また誘ってくる。
そんなのはお見通し。
だから、意地悪してあげる。
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