スカンジナビア半島とヨーロッパ大陸との間にあるバルト海・・
その最奥部にある東西およそ400キロメートルにわたる
フィンランド湾・・
さらに奥にサンクトペテルブルグが位置します。
近世には、ロシア帝国、
スウェーデンの制海権の争奪戦が行われた海です。
水深が浅く、しかも冬場は凍結し、沿岸は陸路として
通行可能となります。
古くから、こはく、毛皮などが取引された重要な水路であり、
沿岸には多くの港町が発達しました。
フィンランドの首都＝ヘルシンキは、サンクトペテルブルグの
北岸に位置します。
夢に見たヨーロッパへの制海権を手中にしたピョートル大帝は、
至福の思いで短い夏をここで過ごしたのでしょう。
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