
サンクトペテルブルグから南西におよそ30キロメートルの
フィンランド湾を望むペテルゴーフに「夏の宮殿」はあります。
ピョートル1世がフィンランド湾を望む地に
ロシアには無かった噴水を配した大宮殿を
造営する構想をもったのは1705年のこととされています。
1721年、ピョートル1世は北方戦争に勝利し
大国となったロシアの皇帝となります。
(以来ピョートル大帝と呼ばれることになります)
ピョートル大帝は、
新たな帝政ロシアにふさわしい宮殿をこの地に望み、
1723年8月15日にこの宮殿を完成させました。

圧巻は、みごとな噴水です。
高く天に向かって立ち上る噴水は、
往時のピョートル大帝の権勢を象徴するかのようです。
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