モジリアニ とジャンヌ・エビュテルヌ ・・・
日本流にいえば内縁の関係 ・・・
彼女は18歳の時
モンパルナスでモジリアニと出会い、
21歳で自死しました。
これは、画家を目指していた彼女が、
亡くなる前年に描いたモジリアニ ・・・
つまり、モジリアニの死前年の肖像です。
モジリアニの横で眠る彼女の墓碑銘は、
『一切の犠牲を厭わない献身的な伴侶』
と刻まれているそうです。
モンパルナスの女王 アリス・プラン
"Kiki キキ" というニックネームは
多くの芸術家たちの憧れでした。
単なるモデルではなく、
豊かな表現力と存在感で芸術家に
インスピレーションを与え、
芸術家を支える "ミューズ" ・・・
彼女は、世界で最初の
"ミューズ" だったと思います。
パリのアメリカ人 マン・レイ と、
その妻 ジュリエット・ブラウナー。
モンパルナスで
キャリアを積み重ねたマン・レイ ・・・
しかし、ふたりの長い活動の中で
歴史は変わりました。
1950年代以降、
彼らの拠点はモンパルナスから
サンジェルマンデプレ に移りました。
（ リュクサンブール公園 の近く）
（20世紀初頭のモンパルナス）
さて、モンパルナスは
ベルエポック がいちばん似合う街 ・・・
（モジリアニ）
芸術の太陽に照らされていた街 ・・・
いまも随所に
エコールドパリの香りは残していますが、
『狂乱の時代』 は、多くの人々の
記憶から消えてしまったようです。
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