JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

映画の舞台としてのベネチア

2013年03月31日 | ヨーロッパ
(映画 「ベニスに死す 」 より )
ベネチアを舞台にした世界的に有名なふたつの映画 ・・
「ベニスに死す 」 と、



「旅情 」 ・・
どちらも切ない結末の映画です。



毎年水没が進み、やがては海の底に消えていくといわれる都 ・・



やはり、ベネチアを舞台にハッピーエンドは似合いません。



運河に囲まれた独特の景観、
美しい建物、ロマンに満ちた迷宮都市 ・・
しかし、ベネチアを舞台にした映画は意外と少ないです。



一年中観光客であふれ、
映画の撮影には適していないというのが
そのいちばんの理由でしょう。



Federico Fellini
フェデリコ・フェリーニ (1920年ー1993年 )
イタリアの映画監督
ルキノ・ビスコンティと並ぶイタリアの巨匠

1976年、映画 『カサノバ 』 の撮影にあたり、
フェリーニはスタジオにベネチアの巨大なセットを組みました。
(3月6日のブログ参照 )



世界最古の映画祭のひとつ 『ベネチア国際映画祭 』 の時には、
世界中からスターや映画関係者がベネチアを訪れます。
それらセレブを専門に運ぶボートのドライバーに話を聞きました。



アルマンドさんは、もう40年以上この仕事を続けています。
彼のボートでベネチアを巡ったセレブの数は100人以上 ・・

『ジャック・ニコルソン、メル・ギブソン、二コール・キッドマン ・・
 名前をあげたらきりがありません。
 私のボートの中では、
 スターは誰もがくつろいで素顔を見せてくれる。
 みんなベネチアの美しさにに感動してくれます。 』

と自慢げに話をしてくれました。



次回、オリエント急行はベネチアを出発します。

jfk-world
























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