プラハは、三つの街から構成されています。
ヴァルダヴァ川=カレル橋の向こうの
丘に広がる 「マラー・ストラナ」・・
ここは、プラハ城を中心にした、いわば城下町です。
カレル橋の手前に広がるのが 「旧市街」 です。
ここは、商業を中心に発展した街です。
そして、もうひとつ・・
写真の向かって左、旧市街に続いて広がる 「新市街」 です。
これらの街は,
カレル1世の時代(14世紀)に既に完成していました。
城下町と旧市街は、自然発生的な要因が多いと思われますが、
新市街は、カレル1世が手がけたビッグ・プロジェクトです。
神聖ローマ帝国の首都にふさわしい都を・・
カレル1世のそんな思いから、新市街が計画的に建設されました。
事実、新市街の完成により、
14世紀、プラハはローマに次ぐ大都市となりました。
都市規模において、
当時のパリ、ロンドン、ウィーンを凌駕したのです。
1992年、プラハの街全体は、
プラハ歴史地区として世界遺産に登録されました。
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