JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

百塔の街

2009年05月15日 | ヨーロッパ

プラハは、「百塔の街」 ともいわれています。
チェコの作家で、
「ロボット」 という言葉の生みの親=カレル・チャペックは、
「塔はチェコの特産」と語りました。

高台からプラハの街を望むと、たくさんの塔が見えます。
実際には、600以上の塔があるそうです。
多くは、教会の塔です。
神がいる天を目指してつくられた
ゴシック建築独特のそびえる塔です。



「ゴシック」 とは、元々遊牧民=ゴート人を由来とする言葉です。
つまり、「ゴート人風」という意味です。
遊牧民であったゴート人は、
グループ単位での一室住居を基本とし、
その中央で火を焚き暖を取りました。
そして、火が天井に燃え移らないようにするためには、
天井を高くする必要がありました。
それが、急勾配で高い天井=塔を特徴とする
ゴシック建築の原型であるともいわれています。

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