京都の五花街 (ごかがい ) の中で、
先斗町はいちばんカジュアルな印象です。
しかし、受け継がれてきた伝統はしっかりと守られています。
(向かって右に見えるレンガの建物が先斗町歌舞練場 )
三条と四条の間、しかも鴨川沿いという好立地 ・・・
洗練された町並みには、
四季の移ろいを愛でるという
京の文化が凝縮されています。
(5月1日のブログ参照 )
先斗町歌舞練場 ・・・
毎年5月にここで催される
芸、舞妓の華やかな舞台 「鴨川をどり 」 ・・・
注: 上七軒の北野をどりは3月、
祇園甲部の都をどりと宮川町の京おどりは4月、
祇園東の祇園をどりは11月の開催。
京おどり以外は旧仮名遣いの 『をどり 』 と表記。
京おどりは太平洋戦争後に始まったため新仮名遣い。
この時期、先斗町には、
いわゆる 『おかあさん 』 や 『おねえさん 』 の姿が ・・・
また、鴨川をどりは、京に初夏の訪れを告げます。
川面を渡ってくる風を感じながら、
宵を楽しむという贅沢な季節 ・・・
そして、
夏の京都の風物詩 「鴨川納涼床 」 の季節が始まります。
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