
古代より、洋の東西は問わず、
玉座は、最高位の者のシンボルとされ、
王位、皇位継承者が即位する時の戴冠式などにおいて、
また謁見という行為の場の座具として、
他の者に対して最高位者の権勢を誇示するために
使用されてきました。

最高位者以外の者が玉座に座ることは決して許されません。
玉座は、
その存在だけで最高位者の威光を示さなければなりません。
最高位者が不在のときも、
玉座は象徴としての役割を果たします。
ピョートル大帝の絶頂を表すペテルゴーフ・・
その玉座もまた、ひときわ堂々と鎮座しています。
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