JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

風車の間をクルーズ

2010年07月16日 | ヨーロッパ

キンデルダイクの堤防を
ゆっくり散策しながら風車を眺めるのもいいですが、
風車の間をクルーズするのもキンデルダイクの醍醐味です。



静かに進むボート ・・



羽根の長さ (直径) が30メートル近くあるといわれる
キンデルダイクの風車は、近づいて見るとかなりの大きさです。

毎年、7月と 8月の土日には、
いっせいに風車が回されることがあるそうです。
その様子の壮観さは、想像に難くありません。



ひたすら穏やかな水面は、
鏡の上を滑っているような錯覚を覚えます。



空の青さは水の青さを創り、雲は美しい模様を水に映します。
まるで蒼い鏡のように ・・





紀元70年、
帝政ローマの博物学者 = Gaius Plinius Secundus プリニウスは、
オランダの風土についてこんなふうに著しています。

『オランダには大洋が日に二度進入してくる。
いったいここは海の一部なのか陸の一部なのか
わからないという感じがする。
満潮の時は住民は砂丘の上の小屋に避難し、
まるで潟に浮かんだ船の上にいるようであり、
引き潮となると難破船から脱出した水夫のように
そこから出てくる。』



やがて、日が暮れ始めました。

jfk-world





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 風車に刻まれた記憶 | トップ | アムステルダム出航 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ヨーロッパ」カテゴリの最新記事