JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

厨房

2014年07月23日 | ヨーロッパ

シュノンソー城の地下は 「厨房 」 です。



本来、城は砦 ・・・ つまり、戦の拠点でした。



しかし、群雄割拠の世がひとまず終わり、
フランスで王権が絶対的なものとして確立し始めた
16世紀の建造物であるシュノンソー城には、



命を守るための緊張感はありません。



厨房から垣間見られるものは美食の国フランスです。



ちなみに、
フランスに 『味わい方 』 という概念を持ち込んだのは
カトリーヌ・ド・メディシスだといわれています。
(7月16日、2012年5月5日のブログ参照 )

注: それまでのフランスでは、
   皿に盛った料理を手づかみで食していたともいわれる。



イタリアから嫁いで来た大富豪は、
おいしいものを美しく味わうという文化を
フランスに定着させました。


(使用人の部屋 )
歴代城主の舌を満足させてきた職人たち ・・・



シュノンソー城の長い歴史の中、
人から人へと受け継がれてきた厨房はとてもおもしろいです。



バケットの形をした器と石釜 ・・・



ワッフル ・・・



ここは美食を追い求めてきた場所 ・・・



厨房はそんな印象です。

jfk-world




















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