
パリの南東に位置する リヨン駅 ・・・
やはりパリの南東にある都市 リヨン方面に
向かう鉄道の起点駅であることから
その名前が付きました。

往年の名画ファンには、
オードリー・ヘプバーン とゲーリー・クーパーが
好演したラブコメディ 『昼下がりの情事 』 の
ラストシーンで登場する駅として有名です。

1900年、パリ万博に合わせて
大改築を行ったという現在のリヨン駅 ・・・

構内の2階には、

駅の改築とほぼ同時期に開業したレストランがあります。

Le Train Bleu ル トラン ブルー
英語で言えば The Blue Train ザ ブルー トレイン

名前の所以は、

オリエント急行 と並ぶ豪華列車
“ ル トラン ブルー ” です。

(リヨン駅に停車中の ル トラン ブルー )
北フランスから陽光あふれる コート ダジュール へと
向かった豪華列車は、リヨン駅に停車しました。

鉄道の旅が華やかなりし頃、

着飾った紳士淑女が旅立ちの前に立ち寄った場所 ・・・

まさに ベル エポック ・・・ 美しい時代。

バロック様式の壁と天井には、

南フランスの風景と、

上流階級を中心に人々の暮らしぶりが描かれています。

フランスの歴史的建造物に指定されていますが、
そんなに敷居は高くありません。

気軽に利用できるレストランです。
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