あっという間に銀杏が黄色く色づいていました。2週間ほどウオーキングをご無沙汰してた間に、です。
秋色満載です。
秋といえば、読書の秋。なかなか本屋にも足を運べないのですがたまに散歩がてらに紀伊國屋まで行き立ち読みをしたり気に入った本を数冊買うことで、知的欲求を満足させています。
しかし買ったはいいのですが、なかなか趣味的な本を読む時間が取れません。眠りにつく前に入眠儀式として本を読むのが至福の時間です♬
最近買った中で、おすすめは湊かなえの(Nのために)です。(実は夏に買ったのですが読み終えたのはつい最近)湊かなえと言えば(嫌ミスの女王)ちなみに(嫌ミス)とは読んだ後に嫌な気分になるミステリーの事!最初に(告白)を読んだときは衝撃でしたよね。
しかしこの(Nのために)はそんなに嫌な気分にはなりません。愛する人のために罪を犯せるか、という純愛?がテーマです。湊かなえさんの定石というか、さっと読んでいったら、あとで?とか!とか出てきて策略にはまったことに気づいて元に戻って読み返す、ということが何度も出てきました。しまった!ヤラレタ!と悔しくなることしきりです。簡単には読み進めさせてはくれないよね。流石です。ウンウン。
現在TBS系でヒロイン榮倉奈々で放映中です。筋を知っててドラマが面白いのか、と思われる方も多いかもしれませんが、私は小説とどういう風に変えてくるのか、というところに興味を覚えます。ドラマ化される小説を好んで読むことも多いのですが、実際は小説のほうが面白いことが多いですね。
自分の選んだ小説がドラマ化されるとなんとなくうれしくなります。自分の選択が評価されたような気がしますから。
今夜も眠れない。 そんな悩ましくものめりこむような小説に出会うことを期待して暇を見つけては本屋へ足を運びます。