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藤竹金属工業所、ホームページ(仮)へようこそ!。

スズキ系、当時の形を模したスイングアーム、造ります。 その①

まいどでございます。

夏の太陽。  暑い日。  洗濯モンがよく乾く・・・。
パンツのローテーションを気にしなくて済む。  そんな今日この頃・・・
フジタケです・・・。

「もう捨てよ~」って、パンツが 再び現れる不思議・・・。    ふしぎ~・・・。

・・・・さてさて。
今回は、アルミのスイングアームを製作させて頂きます~。
形状・寸法・構造は見本を模して、長さをプラス40mmで。 というリクエストでございます・・・。

今回の様な「模す」作業・・・・ ダイスキ。でありまして・・・。
模せば模す程、喜んでもらえる(ハズ!)。  というオーナー様の「くすぐりポイント」が明白でありまして・・・。

今回も、沢山「くすぐってゆくぞ。」 という意気込みで 作業開始。 でございます・・・。


という訳で、進めます・・・。
まずは、ピボット部品を造ります・・・。
見本は鋳物ですが、ブロックから削り出します。


溶接組み立て後、ベアリング圧入部分を後加工するので、仕上げ寸法より径を小さく、穴掘ります・・・。


汎用フライス、汎用旋盤を駆使しつつ、完成~。    
なんで?こんな形状なんだろうか~???。


メインパイプと同寸法の角パイプで横幅作ります・・・。
ピボット、完成・・・。  のち溶接・・・。


そして、メインパイプ 曲げます・・・。
砂詰めまして、バナーで炙り、曲げてゆきます・・・・。
暑くなる前の季節でヨカッタ・・・。


結構、神経質にゲージで角度を合わせます・・・・。
なぜならば~・・・。


ゲージで確認しつつ、左右の長さをカット。
の、端面から採寸し、チェーン引き分の長穴をフライスで加工・・・。
必要な径の刃物、持っててヨカッタ・・・。

ちなみに、角パイプは7N01材。
トガシエンジニアリングさんで入手できるサイズで進めております~。


で、治具にセットする用のカラー類も製作いたします・・・。 鉄で。
寸法の基準となるモノですので、ソコソコの精度で造ります・・・。
ソコソコの精度=時間がかかる=コスト。 であります・・・。


最近よく「ボケる」ので、寸法の確認を、何度も何度も 致します・・・・。
ん。ヨシヨシ・・・。


製作しましたカラー類で治具に装着いたします・・・。
手前方向に遊びを取りつつ・・・ですね。


で、「なぜならーば」の答え合わせを・・・。
ゼロからスイングアームを造る場合、おおよそチェーン引き部分は「削りモノ」でありまして・・・、
その削りモノに、メインパイプが差し込まる という構造になりまして・・・。
その差し込まる部分に、多少の自由度がありまして・・・。
なので、ピボット部分の幅寸法も、少々の自由度がありまして・・・。
(伝わってますか???)。

で、今回、その差し込み構造が無いので、メインパイプの曲げ角度を合わせないと、
ピボット部分の幅寸法が、ほしいトコロに着ませんよ~ってお話・・・。


で、再び確認・・・。  「おおよそ40mm、長いよな~・・・?」と・・・。
現物合わせが、宇宙イチ間違いない・・・・ ハズ・・・。


割を入れまして、 ピボット形状に合わせていきます・・・。
四角い形状は、初めてだす・・・。     造り易いんだか にくいんだか・・・。


で、治具に合わせつつ、微調整致します・・・・。 
付けたり取ったり付けたり・・・。


見本と、形状、構造を模しまして、ガセット(?)を 入れます・・・。
「さーて・・・どうゆう形状にしよっかな~?」という悩みが一切なくてですね、
サクサク進んどります・・・。


溶接個所も見本同様・・・。  で、こんなカンジでございます・・・。


次回に続きます・・・。
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