河豚公国(かわぶたこうこく)

神聖・河豚公国(しんせい・かわぶたこうこく) 始めました。
河豚公国は少しお休みです。

四川大地震が事前に予見されていたこと。今後さらに規模大きな大災害が起こりうること。

2009年02月07日 21時37分34秒 | ブログ&ネット
Wikipediaの三峡ダムの項目の中に、以下のような文章がある。

以下引用

地震の可能性

2006年8月、香港の中国人権情報センターは三年以内に三峡ダムが強い地震を引き起こす可能性があると発表した。また中国国務院の温家宝総理もこの件について憂慮しているとも添えられている。同発表によると、当局は 1993年より同ダム近辺についての地質調査を行っているが、その結果および重要な地質資料が極秘となっている為に、外部機関が精査することが出来ないとしている。』

四川大地震の発生は2008年5月12日。見事3年以内という予測が的中したわけです。
恐ろしいのは、この先です。
三峡ダムの本格稼働は2009年から、とあります。
四川大地震の発生時点では、完成までの暫定的措置として水位135mで発電を行っていた段階だった。最終的には、水位175mで運用する。

このダムの存在が地震の原因であるなら、次の地震は、今回のものとは比較にならない、人類史上最悪の超大災害になる可能性がありますね。ダムの決壊により、下流域の人々はなすすべもなく押し流されるでしょうし、都市部の超高層建造物も直撃を食らえば遥か下流か、下手をすると海まで流されることでしょう。

 昨年2月、佐渡で風害による高波が押し寄せました。地元の方が撮影していた映像では、一番大な波が押し寄せてきたとき、その高さは二階立ての漁港よりさらに高い位置を記録しました。結果として、漁港に安全に着岸するための埠頭は壊滅し、灯台まで位置がずれるという事態になりました。漁船は、ほとんどが大破。海中に没したもの。逆に波により漁港の方へ押し上げられたもの。修理可能だった船は2割程度でした。全長15~20規模の、かなり大型の船の話です。エンジンだけで、自動車並の大きさの船でその始末でした。
小型船が消えた数は、自分には見当もつきません。

風による高波でさえ、それだけの破壊力を生みます。
世界最大のダムが、その大きさ故に地震を引き起こし、そして決壊した場合。

下流は人口密集地帯ですので死者だけで億単位の犠牲がでるのでしょうかね?
どのように水が流れるのか、最悪のケースを想定し、危険地域をピックアップして注意を換気しているのでしょうかね?

していないのでしょうね。
予測された被害ですら、回避する方向に舵をとらなかったのですからね。
でも、実際にコトが起これば、中国の発展も、10数年分は有に後退するでしょう。

自分は中国、嫌いです。大嫌いです。
けど、こういうときに「一度計画をみなおせ」と言ってやるのは、好嫌い以前の、人間として当然行うべき、道徳であると思います。


最新の画像もっと見る