ローン条項

不動産を購入する際、銀行ローンが下りたら買うという「ローン条項」を契約書に盛り込み購入する場合があります。ローン条項がなければ、何が何でも資金を工面して買わなければなりません。契約から引渡しまでの間に銀行内部で審査してもらいますが、必ずローンが下りるとも限りませんし、下りても減額される場合もあります。
Ａ行に申請しても絶対ということがありませんから、Ｂ行、Ｃ行にも同時に申し込むことになります。特に近年は、銀行が護送船団方式でなくなりましたので、銀行間でレート競争するようになり、そのためにも複数行に申し込んだ方がいいようです。
第一線の銀行マンにしてみれば、多くの預金と、多くのローンが成約すれば成績が上がるため甘い言葉で誘いますが、ローンの審査がだめだった場合、その銀行マンは頭を下げるだけですが、申込者はそれでは済まされません。困ったことです。