こんにちは。箱根では雪が積もったそうですね。
少し遅いご報告ですが、12月初めに京都へ行って参りました。紅葉がまだとても綺麗で一面華やかな色で染まっていました
京都でアロマといえば・・・そう、日本のアロマ『お香』です。
京都にはお香やさん(香木店)が沢山あるのですが、その中のひとつで「練り香づくり体験」をしてきました
練り香とは・・・白檀などの天然香料の粉末を調合して、炭と蜂蜜で丸薬状に固めたもので、香炉で薫いて香りを楽しむものです。これを空薫き(そらだき)といいます。
平安貴族たちは薫物合わせといって、調合した香りの優劣を競ったりしていました。 雅ですね
今回調合に使ったのは、沈香、白檀(サンダルウッド)、龍脳、丁子(クローブ)、甘松、安息香(ベンゾイン)、薫陸、貝甲香、麝香の9種類。混ぜるのに使うのは粉末状のもの。
( )内がアロマでの呼び名です。このように西洋のアロマと共通しているものもあります
アロマとの違いは植物の香り以外にも動物性の香りも使われるという点。
ベースを作ったあとに自分の好みの香りにブレンドしていくのですが、安息香など樹脂のものは常温ではほとんど香りがしない(精油だとしますが)ので、想像しながらブレンド。本来の香りは薫いてみないとわからないというのが面白いなぁと思いました。
アロマだけでなく、たまには日本人らしくお香をお部屋にくゆらすのも素敵ですよね