「澁澤龍彦ー幻想美術館」を観るためにはじめて行った横須賀美術館。
太平洋を目のまえにして広大な敷地に立てられた美術館は、それ自体がモダンアートであるかのように美しい建物でした。
「幻想美術館」の素晴らしさはもとより、この美術館の明るい光と風通しのよい空気感とでも呼ぶべき気持ちのよさは、わたしたちのこころをさまざまな作品のまえに自由に浮遊させてくれます。
海にむかって窓が大きく開かれ、夕暮れの色彩を呼び込んでます。
青く見えるのは天井の窓。暮れていく空の色がきれい…。
トイレの表示もユーモラスでしょう。すべての表示がこんな感じ。
階段とその踊り場。重厚感から解き放たれて、すべてのものが軽くて透明感がある。
横須賀からバスでおよそ３０分。
ちょっとした旅気分の一日でした。
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