投機筋動向

本日日経新聞朝刊より：

投機筋の動向



米シティグループは為替を売買する約60のヘッジファンドの通貨売買動向を推計した指標「シティＦＸ　ＰＡＩＮ」を算出している。マイナス100％はすべての持ち高が円売りの状態、０％は円売りにも円買いにも傾いていない状態を示す。

この指標が24日にプラス0.6％となり、約１年半ぶりにわずかながら円買い超過に転じた。2012年９月以来、円売りに傾いていたヘッジファンドが持ち高を解消したことを示している。

投機筋の動向を示すシカゴ・マーカンタイル取引所（ＣＭＥ）の通貨先物取引でも投機筋が円売りの持ち高を解消している様子がわかる。

円相場は当面日米金利差などに基づく緩やかな動きが続くとの見方が出ている。