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為替ヘッジコスト(1)

2016年07月17日 | 投資・運用
6月22日投稿のブログ「為替ヘッジ付き債券投資信託」で以下の様にコメントしました。

”注意点:為替ヘッジコストの実勢値が2016年4月に2%以上に跳ね上がりましたが、米国の利上げ観測が遠のいた状況下、現在は0.8%前後で推移しています。為替ヘッジコストは重要なポイントですので、今後の動向には注意が必要です。”

為替ヘッジコストに関連して6月27日付の日経新聞朝刊に「英EU離脱後対円でドルの調達コストが上がっている」との記事が掲載されました。

なお、日経記事では3カ月物についてのコメントですが、ブログでは1カ月物の為替ヘッジコストについて言及しました。

引き続き注視していきたいと思います。


ブログ記事:為替ヘッジ付き債券投資信託

6月27日日経朝刊記事

国民健康保険

2016年07月17日 | 公的保険
国民健康保険加入者の方々には今月各自治体から平成28年度国民健康保険税納税通知書が送付されています。今回は国民健康保険税の計算について確認していきましょう。

国民健康保険税は、医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分に分かれており、その内訳は上表のとおりです。

なお、所得割額は課税対象所得額(加入者の前年の総所得ー基礎控除33万円)に税率を掛けて計算しますが、この税率は全国一律ではなく各市町村が決めています。ご参考までに私が住んでいる浦安市の平成28年度所得割額の税率は以下の通りです。

ー医療給付費分:6.54%

ー後期高齢者支援金分:1.4%

ー介護納付金分:0.9%

従って、国民健康保険税は、所得税・住民税の様な所得控除(例えば、個人型確定拠出年金掛金全額に対して適用される小規模企業共済等掛金控除)は考慮されませんので、国民健康保険税を節税する方法はありません

株式手数料

2016年07月17日 | 投資・運用
今月SBI証券が米国株式取引手数料を大幅に引き下げ、マネックス証券に並びました。

今後楽天証券の追随が期待されます。

なお、今回SBI証券は2016年8月下旬を目途として、「米国貸株サービス」を開始します。なお、米国株式を対象とした貸株サービスを個人投資家に広く提供するのは本邦初。

米国株貸株サービスの詳細はこちらから

積立(百貨店友の会・旅行)・前払い・前納(NHK受信料・国民年金保険料)の年利回り

2016年07月17日 | 家計
マイナス金利導入に伴って、最近マスコミでは百貨店友の会や旅行会社の積立、NHK受信料や国民年金保険料の前払いについて取り上げられています。しかしながら、それぞれの利回りについては正しく計算されていない場合もあり、今回それぞれの利回りについて検証しました。なお、検証は金額加重収益率(IRR)で行い、利回り以外の積立及び前払いのメリット・デメリットについてはコメントしていません。

積立

1.百貨店友の会 積立
例えば、毎月1万円を1年間積みたてると1年後13万円の商品券が貰える仕組みです。13万円―12万円=1万円÷12万円=8.3%の計算は積立ですので正しい利回りを反映していません。

金額加重収益率を用いると年利回りは14.7%になります

2.旅行 積立
同じく金額加重収益率を用いると年利回りは1.8%になります。

前払い・前納
例えばNHK受信料は2か月毎4,460円支払いますが、12ヶ月前払いの場合の受信料は24,770円になります。従って、4,460円×6=26,760円ー24,770円=1,990円÷26,760円=7.4%が割引率ですが、年利回りの計算は、前払い受信料24,770円と2カ月毎の通常通信料4,460円の6回分のキャッシュフローが等しいとし、金額加重収益率を用いて行います。

1.NHK受信料
12ヶ月前納の年利回りは13.4%になります

2.国民年金保険料
NHK受信料と同じ考え方で計算を行いました。

1年前納の年利回りは3.7%、2年前納の年利回りは7.9%になりました。

なお、平成28年度の国民年金保険料1年前納期限は5月2日です。2年前納期限は毎年2月末日です。

シカゴ通貨先物(円)投機筋のポジション(7月5日現在)

2016年07月09日 | 投資・運用
IMM(シカゴ)通貨先物(円)のポジションは7月5日(火)時点でネットの円買い越し額が7,946億円になり、先週の7,469億円から多少拡大ました。

なお、毎週火曜日のポジションが金曜に発表されます。為替レート100.49円は7月9日NY終値です。

今後の投機筋の動向(円買いを拡大するのかそれとも円買いを手仕舞うのか)が注目されます。