MAMADIARY

心の音色をつづる「hayuのひとりごと」

NO・1031 虹の橋

2012-10-15 | Weblog


朝早く友人宅へかかってきた電話。
実家にひとりで住んでるお母さんからでした。

「タローが死んだみたい・・」

タローとは愛犬の名前。

「死んだみたいとは?確認していないの?」と聞くと「夕べお父さんが飼っていた犬たちと現れて“タローを連れていくぞ”と言ってたの」

お父さん・・?数年前に亡くなった父が?


友人は慌てて実家に帰りタローのそばにいくとすでに冷たくなっていたそうです。


お母さんによく聞くとお父さんが夢ではなく現れ、お父さんの側にはこれまで飼っていて亡くなったすべての犬がいたそうです。
そして最近どうもお母さん“みえる!”ようです。

タローは最近、高齢になり食欲も減退し衰弱していたそうで・・

「人間も犬も行くところは一緒なんだね」と友人がポツリ。




私にもあの世で会いたいと願う人(犬)の中に愛犬“HANA”の存在がいて、虹の橋で待っていてくれてるかなぁ~なんて時々思うのですが、友人の話を聞きながら再会を信じています

NO・1030 衣替え

2012-10-14 | Weblog
     「失敗や挫折を他人のせいにする人は
          
              真の成功も幸福も得られない」


日めくりカレンダーよりの言葉からでしたが、日々ハッとするためにこのような言葉を大切にするように心がけてはいるのですが・・

失敗は潔く認め二度と同じ失敗はしないようにすれば良くて言い訳はダメですね。

私が携わっているご葬儀の仕事で失敗の内容にもよりますが合ってはならないことですが・・・
忘れる事ができない失敗はと言えば、お柩の上に置かれていた引導文をお別れ時お棺の中に収めた事があり初七日法要でご住職が激怒されお寺様へすぐにお詫びに伺ったこと。
お棺に収めていいのか確認を怠った結果でした。
喪主様は「気にされなくていいよ」とは言って下さいましたが平謝りしたものです。
ご住職は「今日の失敗を忘れなければいい」と一言。
以後二度と同じ失敗は繰り返してはいません。

また、新人司会者の頃。
お別れの際に供花の移動中、二段花の支えが崩れ生花が倒れてしまったこと。
頭から全身ずぶ濡れになってしまいましたが、そんな事よりも大切な生花が倒れてしまい申し訳なくて・・・
噂で聞いていた厳しい担当者。
火葬場から戻るまで式場で待ちお詫びをすると「君が真剣にご遺族のために生花を移動していたことはご遺族にも伝わっていたから気にしなくていいから」と言って下さったこと。
以来生花移動の際には気合を入れています。もちろんこれまで二度と同じ失敗はしていません。

と、言ったような失敗を思い出しながらの今日。

気づかない失敗も耳に入らないだけでたくさんあったはずです。

誰かにご迷惑をかけ、支えていただき今日があることに感謝しながら、失敗は素直に受け止め挫折も今後に生かせられるように受け入れ成長したいものです。


今日はとても過ごしやすい一日でしたのでタンス内の入れ替えをしょうと思います。
心の引き出しも不要な思いは捨て、新鮮な心に衣替えです。

NO・1029 心に残る一日

2012-10-13 | Weblog
私の一日。
今朝は午前4時起床で支度を済ませ自宅を出たのですが、随分と夜が明けるのが遅くなったのを実感。



3年間同じ車窓を眺めながら運転をしているのに、今日は特別な気がしてならない・・

東に向かって走るので朝日が昇る光景は何度も目にしているのに、今朝はその光景が愛おしく思わず写真を撮ってしまったほど。
一瞬で空の表情が変わってしまうから心に焼き付けていると不思議な気分になってしまいました。
心が無になるってこんな感じなのでしょうか。
こんなに素晴らしい光景に今までなぜ気づかなかったのか?
もしかしたらこの感動のために仕事先を変えたのかも・・・なんて事も思ったりして。

誰もがまだ眠っている時間にこんな幸せに気づくことができ「早起きは三文の得」その言葉に納得です。

今日のご葬儀はお寺様でしたがお通夜には入らなかったこと、そして遠方の地なので少し早めに到着したかったのです。
けれど車も少なく到着時間があまりに早かったので一度参拝したいと思っていた近隣の神社へ立ち寄り参拝。
誰もいないそれは静かなお参りとなりました。
心が清められた・・そんな実感。

お寺様を目指し車を走らせていると今度はなんと!
大好きでならないコスモス畑に遭遇。





車から降り清々しい空気を思いっきり深呼吸。
写真を撮っているとそこへ一台の車が停車し男性がそばに来られ「お葬式ですよね?」と声をかけられ「00家の駐車場になっている場所の先にもっとたくさんのコスモスが咲いているから是非写真を撮って下さい」と言って下さったのです。
休耕田をコスモス畑にされているのだそうです。







別の場所に駐車予定でしたが早速移動。
今日は心が満ち、自然に感謝でした。


お寺様ではまだご遺族皆様のお姿はなく故人様もご自宅からご移動されてはいませんでしたので坊守様と少しお話をすることが出来、喪主様とのお打ち合わせ前にご住職とも式次第の確認ができ準備万端。

時間に余裕があると心が和らぎます。

山門で故人様をお迎えすることも出来、もちろん喪主様とのお打ち合わせもスムーズに行えたのでお棺のそばにメモリアルスペースも設けることが叶いました。
許可を得てコスモスも少しだけお供えできお花が大好きだった故人様へ故郷のコスモスが喜ばれたらありがたいなって。


時間がゆっくりと流れる中、坊守様が「どうぞ」とお出し下さったパンとコーヒー。
手作りパンは朝早くから焼きそれも二つずつラッピングされていて驚き。
その場で食べる事が出来ない人の為にです。
「お持ち帰り下さいね」と優しいお言葉に遠慮なく頂戴致しましたがとっても美味しかったですよ。






「故人様は仏教婦人会の会長さんを何度もして下さりそれは優しいお人柄だったのですよ」といろいろなお話をお聞かせ下さりナレーションに組み入れることもでき、時間の余裕はこんなにも意義あるものだと改めて思いました。

慌ただしい一日ばかり・・なんてもったいない。


自分の心次第ならば、もっと身近な幸せを感じる心を育てなければですね。

空が好き
風が好き
秋が好き
コスモスが好き・・そんな好きを口にしていたらストレスなんて吹っ飛んでしまった一日でした。
そして生かされていることに感謝です!

  出会いの数だけ 笑顔になれる

      笑顔の数だけ  幸せになる

<EXILE・・の歌詞を思い出しました>

NO・1028 秋の思い出

2012-10-09 | Weblog
体育の日、地域の体育祭が開催され久しぶりに参加。
マンションの理事長になりその責務からの参加でしたが、前日は仕事がありテント出しは夫に任せ当日のみの応援と競技に参加したのですが残念ながら当マンションの参加者はほぼ役員のみ。
地元の皆様は和気あいあいで盛り上がる中、少し寂しい気もしましたが、私自身も役員時のみの参加なので仕方ありません。
前回役員の際は友人のお父さんがご逝去され司会のお手伝いのために不参加だったし・・
しかし前々回は綱引きに参加し優勝したのも懐かしい思い出です。

そしてその又前回はと言えば体育祭終了後、ブルーシートを洗いテントを干し片付け後、急いで子供達と母の入院先へ向かったこと。
メロンが食べたいと言う母の為に食べやすいように切りタッパに入れて・・・ベッドの上で美味しそうに食す母を見つめふと横を見ると息子の寂しげな顔。
おばぁちゃんがあんなに可愛がっていた孫に一口も分けることもなくひとり食べていたことが薬の副作用からだったことは知りつつもなんとも言えない光景に思えたものです。
それから2週間後に亡くなった母。
体育の日を迎えるといろんな事が思い出されてきます。


そして今年の秋の思い出は親子旅行が加わりました。
家族旅行は幾度もありましたが息子と二人での旅はなんと初めて。
娘からプレゼントされたツァーで宮島と錦帯橋。
宮島には二度目でしたが錦帯橋は初めて訪れる事ができました。

瀬戸内海に浮かぶ厳島神社を目指しフェリーに乗船。
潮風がとっても心地よくあっという間に到着です。



宮島です。




前回の宮島では海上に浮かぶ社殿に参拝できたので今回はどうしても大鳥居参拝がしたくて息子を伴い二人別行動。
大鳥居の周りには特に外国人の姿が目立ちそれぞれが手で触れていました。
もちろん私たちも。





人と神々が共に生きる島~宮島 世界遺産 嚴島神社。

感動するも束の間。
二人を待ち受けていたのはツアーコンダクターの冷たい視線でした。
「団体行動ですから・・」とやんわりな口調でしたが?
親子で顔を見合わせながら苦笑いでした。
「私たちやはり団体行動はダメだね」と反省し以後はきちんと守ろうと約束。
<でも内心は参拝してほんと良かった>


「大願寺」にて・・伊藤博文によって植えられた根元から9本に広がった松

            

実はここも見学予定ではなかったので、他の見学を小走りに周り参詣してきました。
もちろん時間厳守です。
見事でしょ。


                        
岩国の錦帯橋です!
ここもトイレ休憩を含み滞在時間一時間。
岩国城それに岩国白蛇神社にも行きたかったのですが予定外。
そうそう平成25年巳年元旦より新社殿にて参拝できるそうですよ。


ツァーということで時間に追われお土産さえゆっくり買えず少々物足りない旅でしたが運転はせずに楽チン旅に感謝です。
次回は時間をかけてゆっくり行けばいいだけです。

息子に「よく私と二人で行く気になったね?」と聞くと「親孝行だよ」だって。
日帰りの旅でしたが息子と二人で行けた旅は心の中に秋の思い出として刻んでおくことにしました。

ツァーをプレゼントしてくれた娘そして同行してくれた息子の母親孝行でした。
ありがとう




NO・1027 Sanba

2012-09-18 | Weblog
台風16号の名称は Sanba(サンバ)と言うそうですが、今朝は清々しい風そして見上げると秋の空に昨日の台風が嘘のように思えてしまいます。

心配していた移動でしたが2時間前には式場近くに到着し車中で朝食を取り、読書で待ち時間を過ごし無事仕事も終了することができました。

午前3時には目が覚め台風情報と睨めっこ。
「心配ないよ」と夫が何度もそばで言っていましたが、「仕方ないよ。私の性分だもん」と夜が明けるのを待ち自宅を出た私。
いつからこんな性分になったのかは自分でも覚えていませんが・・
とにかく仕事に関しては心配性かも?
「もし?」がたくさん浮かんでくるのです。
誰にも迷惑をかけることのない自分の対策は大いにしなければ必ず後で自分に返ってくるからです。

楽しいこと、嬉しいこと。
それは辛いことや悲しいことを乗り越えたからこそ味わえるもの。
季節もそう・・
台風の心配が去り今日のこの空を見ることがこんなにもありがたい、幸せだと感じることができるのだから。

秋です。
心もカラダも清々しい一日でありますように