MAMADIARY

心の音色をつづる「hayuのひとりごと」

NO・884 初・導師 

2010-01-27 | Weblog
清々しさを後ろ姿に感じたのはご住職のご子息・・若院様。

何度かご葬儀でお会いした事があるご住職でしたがいつもお一人でしたし、ご子息がいらしてそれも副住職をお勤めになられるような方がいらしたなんて?

先日初めてご住職の寺院に伺うことがあったのですがご住職が不在で副住職が導師をお勤めになるとお聞きしたのです。

式次第はきっとご住職が手渡されたものでしょうがその式次第を横におき時折確認しながら勤行を進めておられました。

私は本堂からひとり外に出てマイクを持っていましたが導師の後ろ姿が目に映ります。

その後ろ姿を見ていたのは私だけでなくもうひとりいたのです。

「もしかして今日が初めての導師・・?」と感じたのは、ずっと後方から視線を感じ振り返るとそこにはお母様である坊守様のお姿。
私と目が合い慌てて山門からそのお姿を隠されるように立ち去ったご様子でしたが・・・お墓の合間から見守るお姿が伺えました。

きっとご心配されていたのでしょう。


こんな温かな光景に触れたことはもちろん私の記憶にも残りますが、初めて導師を勤められた副住職の記憶にもきっと残ることでしょうし、故人様そして縁の皆さまの心にも記憶されるはず・・・



開式前空を見上げると雲ひとつない真っ青な空が美しくてしばし見とれていると空高く飛び舞う鳶の姿「ここはいい所でしょ。鳶もたくさんいるし川には鯉もいるよ。海もすぐそばにあるし緑豊かな自然な地がいいでしょ」とご近所の方。
本当にいい所でしたし優しい人にも触れたいい一日となりました。

NO・883 “challenge”

2010-01-26 | Weblog
「天職や適職は後から振り返って分かるもの。
        やりたいことにチャレンジを」との言葉が今の私の心に響きます。

「仕事が辛くてもどこかに喜びを感じる場面があればそれは適職」だと・・。

ならば私の仕事は間違いなく適職です。

失敗に気づく余裕さえなかった頃から
やっと失敗に気づき反省できるようになったあの日
その失敗を前提に考える余裕が出来始めた頃
さまざまなアクシデントで学んだことは「常に環境が違うこと」でした。

何年経っても毎回が同じことはありません。

叱られたこともあります。

感謝のお言葉をいただいたこともあります。


でも何よりも私がたくさんの「感動」をいただいたのではと思っています。


辛い事もたくさんあったけれどだからこそこの感動できる仕事が適職だと間違いなく思うことができるのかも知れません。


では天職とは・・・?

天から授かった仕事と言うそうですが今の私にはまだわかりません。



今私は忘れかけていたそして失われつつあった“challenge”精神をもう一度奮い立たせようと、新たな行動を始めました。

結果はどうであれそのプロセスが大事だなんて逃げ道も準備して

NO・882 感謝の心

2010-01-25 | Weblog
先日は仕事を終え帰路への車中で大好きな夕焼けに出会う事が出来ました。

朝は日の出、帰路は夕焼けだなんて・・思えば幸せな気分。

「おはようございます。今日も元気で行ってきます」と心の中でそっと呟き、帰りは「今日も一日ありがとうございました」と呟くと心が純化されるような感じです。

そんなきれい事?と思われるかも知れませんがこれは意識的に行っているだけ。

時には愚痴も抱くことがありますが口に出さず心の中だけと思っても愚痴も不平も花開くもの・・だからこそ意識的でも感謝の心で補えればなんての思いだけ。

いつか自然に感謝の心でいっぱいになっていたら嬉しいかな?



さて、会館では分かりませんが自宅通夜に出むくと日が長くなったのを実感でき、やはり自宅ならではの季節の変化がよくわかります。

寒い日には寒さ、暑い日には暑さを分け合いお互いを思いやる・・そんな人としての優しさを垣間見ることもあります。

それに会館での有り難さもよ~くわかります。

辛い事をたくさん経験すると当たり前のようなことに改めて幸せを感じることができるような気がするから辛い事も乗り越えないとですね。


先日ふと耳にした話に「森や山に入る時必ずお辞儀をして入っています。これは幼い頃から母に言われ従っています。足下には沢山の命がありその命を踏みつけるからだと・・」

昨夜のテレビでも道場への足を踏み入れる際必ず足を止めて一礼でした。

私も式場に入る時には必ず一礼は意識しているつもりですが今度からは葬儀社さんへ入る時、そして帰る時事務所だけではなく敷地内に足を踏み入れる際から一礼をしてみよう。
足を止めて・・・この一礼が私自身の心身を鍛えてくれるはずです。


派遣事務所を辞めてからは自身の教育は自分でしなければなりませんから・・。


今日は自宅で軽いストレッチをしながら愛犬介護です。
そうそう最近「オムツ」生活にした愛犬ですが今も寝たまま両足4本を動かしている様にきっと思いっきり駆け回っている夢でも見ているのでしょう。
発作は以前よりも多発しているので寝ている時が1番の安らぎ。
それでも生きていてくれるのが何よりも私たちの救いでもあるのですから・・
寝てる間にこうしてブログ更新が出来ました。

今日も元気で感謝です。






No・881 愛犬と共に

2010-01-17 | 愛犬の話
右足でなくて良かった

昨日の事。

介護犬に家の中で排泄をさせるようになってからは大判のペットシーツが必需品になり小型犬のペットシーツ用と二種類買い求めるようになりその量も半端じゃありません。
部屋の中なのでニオイが残らないように少しの量でも交換。
「おむつをしたら?」と人が言うのですがフラフラでも歩ける内はこれもリハビリなので寝付くまではシートを使用しようと思ってるのです。
専用マットの上には数枚のペットシーツを敷き詰めているので常に在庫を置いてなければならず昨日夫が沢山のペットシーツを買って帰ったので私はそれを駐車場まで取りに行く途中・・・。
軽やかに階段を走り下り<本人はそう思っているのです>途中何も障害がないのに足裏に衝撃そして激痛が走ったのです。
「慌てて履いたのが夫の大きなサンダルだったから?

今朝も左足はつま先歩きじゃないと歩けません。

まさか骨に?なんて言うと「そんなバカな」と笑われ・・・これも加齢のせいでしょうか?

運転に支障がないから良かったけれどどこで災難に遭うかほんとわかりませんね。


「最近ワンちゃんみないけど?」とご近所の奥様に聞かれ「ええ。歳をとってるので家においてます」と言った矢先の出来事だったのできっと奥様も私の後ろ姿をみながら「あなたもね・・」と思ったことでしょう。

介護犬と共に人生を歩んでいる昨今の私です


NO・880 しあわせ運べるように

2010-01-16 | Weblog
明日は阪神・淡路大震災から15年。
1995年(平成7年)1月17日火曜日の兵庫県南部地震によって発生した大規模災害。

今年も思い出される方がいます。
その方とは日本トータライフ協会「株式会社 公詢社」吉田社長様です。 


2004年12月久世社長主催の講演「命について」が開催されました。

「追悼セレモニー」を体感後、「愛と命」について阪神淡路大震災で多くの犠牲者のお世話を担当された「株式会社 公詢社」吉田社長様の講演があり貴重な体験談をお聞きしたあと紹介されたのが「しあわせ運べるように」でした。
映像を通しての紹介でしたが、参加者全員の目には涙が溢れていたことを今でもしっかりと覚えています。

亡き人を送るお手伝いをされている悲しみのプロ集団「日本トータライフ協会」のメンバーの皆さまが涙している・・その空間に身を置くことができたことは私にはとても大切な財産になりました。

そんな吉田社長様の綴るコラム「あるがままに」を訪問すると今回はブルーの色を基調としたイメージとありました。妥協は一切しないと言われる吉田社長様。様々な思いを馳せた特別な日になるのでしょう・・・

今年は足を運ぶことが叶いませんがいつかは必ず「1.17追悼のつどい」に参列したいものです。





「しあわせ運べるように」



地震にも負けない 

強い心をもって

亡くなった方々のぶんも
 
毎日を大切に生きてゆこう




   傷ついた神戸を
 
   元の姿にもどそう

   支え合う心と明日への 

   希望を胸に



響きわたれぼくたちの歌
 
生まれ変わる神戸のまちに

届けたいわたしたちの歌
 
しあわせ運べるように



   地震にも負けない 

   強い絆をつくり

   亡くなった方々のぶんも 

   毎日を大切に生きてゆこう



傷ついた神戸を
 
元の姿にもどそう

やさしい春の光のような 

未来を夢み



   響きわたれぼくたちの歌 

   生まれ変わる神戸のまちに

   届けたいわたしたちの歌 

   しあわせ運べるように



響きわたれぼくたちの歌

生まれ変わる神戸のまちに

届けたいわたしたちの歌 

しあわせ運べるように