小梅太夫のおかげで.....

先週のエンタにも小梅太夫出てましたね。
思わず大喜びしちゃいましたよ
登場すると同時にお客さんたちの「いやぁぁぁぁぁ～」という悲鳴。
で、いつものチャンチャカチャンチャンチャン.....
ネタがすべろうが、ウケようがマイペースでどんどん進めていく
小梅太夫。もう怖いモンないでしょう、あそこまでいくと
久々にお楽しみ芸人を見つけたと思って喜んでいたのですが
困ったことに、和服姿の人や芸者さん、舞妓さん、果ては
日舞を踊る人を目にすると、瞬間的に小梅太夫の顔が浮かぶ
ようになってしまったんですよ

友達が日舞を習っていて、毎年発表会へ行くのですが
今年は行けそうもありません。
緊張がゆるんだ途端に、あのチャンチャカチャンチャンが
フラッシュバックしたなら.....笑いをこらえる自信がありません。

あの見返り美人図を見ても、小梅太夫を思い出す始末。
ああ、誰か助けて

ちなみに見返り美人図の作者は菱川師宣（1618頃-1694年）。
江戸時代前期の浮世絵師です。
師宣は江戸で土佐派、狩野派を学んだといわれており、
挿絵画家として活躍した後、初めて一枚絵で鑑賞する
版画の形式を確立したそうです。
その繊細で艶やかな作風は
「菱川のやう（様）の吾妻俤（あずまおもかげ）」
＝師宣の描く美女こそ江戸女と、絶賛されたほど。
な、なのに小梅太夫を思い出さずには
いられないなんて。
天国の菱川師宣さん、ゴメンナサイ