年末が近づいてきたなぁ。
街ではクリスマスソングが流れ出した

最近は少し落ち着いている息子。
不登校について書くのはセンシティブな部分が多いけど。
後になって、『こんな事もあったなぁ』って笑って読めたらいいと、記録に残したいと思う。
起きない息子を毎朝起こすのが辛すぎて。
いつも目が覚めると心臓バクバクしてた
ある朝とうとう爆発して、『毎朝辛い』と泣いて旦那に訴えた。
旦那の答えは『無理に起こさんでええ』やった。
他にも色々言うてくれたけど、相変わらず器が大きくてありがたかった

その日の夜、息子にすまなかったと謝られた。
泣いてたの聞こえてたんや。
謝るのはこっちやねんけどな。
キャパのちっちゃいオカンでごめんやで。
不登校って、始まった時点でもういっぱいいっぱいなんだろう。
行けない自分にも自己嫌悪やろうし、親に負担かけてるのも感じてる。
だから行けなかった日は昼まで眠ってたりするんや。
最初はずっと原因探しばかりしていた。
病気がわかって投薬も始まってたから。
薬変えたり、心療内科に通ってみたり。
【行かないんじゃなくて、行けない】
それに気がつけるまで私もだいぶかかったな。
自分の小さな価値観や常識にも。
朝の一声は旦那が起こしてくれることになり。
相変わらずリビングでグダグダしてたりもするけど。
まぁいいかって考えられる事になって、メンタルも楽になった。
息子も少しずつ元気になってきた。
今まで何でもいいから情報が欲しくて、色んな本、不登校のブログも読んだ。
子供に決めさせる、選ばせる、動き出すまで待ってやる。
そして課題の分離。
親の問題と子供の問題をわけること。
ただ、その中で気になっていた事があった。
不登校は過干渉な親が多いということ。
息子が将来の事やら進路の事やら、色々と思い悩み、決められないと言う時。
私が手をかけ過ぎたのではないかと。
あぁ、私の育て方が悪かったのかな。
過干渉とは思っていなかったけど、末っ子で甘えん坊だし、可愛いと思ってずっと育ててきたよなぁと。
別に誰から言われたり責められた訳でもないんやけど。
そんな時に読んだP先生のブログに涙が出た。
「不登校の親は過干渉」への私見|小児科医Pの発達外来診察室
小耳に挟んだのだが。 不登校は、親が過干渉なケースが多い。 親が先回りし、本人の自己決定の機会がない。 そ
小児科医Pの発達外来診察室
そうだよな。
上の子も同じように育ててきた。
だけど上の子は何でも自分で決める子だった。
手を貸す必要がなかった、口出しされるのをすごく嫌がる子だった。
環境によって変化する性格はもちろんあるけど。
持って生まれたものは変えられない。
玉が違うってこと。
私も根っこの部分は、大人になっても変わらない。
私も子供の頃は母に頼りっきりで。
のんびりしてたから色々と言われたけど、全く聞いてなかったなぁ。
今になってほんまゴメンって思う。
不登校の初期は青天の霹靂って感じやった。
とにかく混乱して親もめちゃくちゃ辛い。
だけど気づいた。
親にできる事って実はそんなにない。
雑談を聞いてあげること、3食のご飯を作ってあげること、グッと待ってやること。
結局はこんなもん。
学校の先生との板挟みのプレッシャーは、今でもめちゃくちゃあるし。
まぁ、それが先生の仕事だから仕方がない。
現実問題は親がひとまず全部受け止めるか

先生も間違っていないし、動き出すのを待ってというカウンセラーさんも間違っていない。
どちらも、どの選択をしても結局は正しい。
なるようになる
