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人間万事塞翁が馬~膵内分泌腫瘍との共存

夫は2008年に膵内分泌腫瘍が発覚。スーテント→サンドスタチン→アフィニトール→ザノサー+5FU→2024年にPRRT

スーテント卒業そして…

2016-07-19 20:58:46 | 闘病
5月後半にオクトレオスキャンを受けてから
スーテントを飲み続けて
先週MRIを撮り今日が診察日でした。


半年前の画像と今回の画像を比較してみると
ほとんど大きさも形も変わっていません。
と、いうことは今のスーテントの量(通常の3分の1)では
現状維持させる効果はあるけれども…ということです。


この結果を踏まえて主治医との話し合いです。
主治医は「今のままスーテントを飲み続けるか、
それともサンドスタチンに変更するかの選択肢がありますね」
と言ってから私たちの意見を求めました。


夫は「先生にお任せします」
私は「スーテントの副作用が心配です」


今の量でもひどい下痢をすることもあるし
血圧は確実に高くなってきています。
それと飲み始めに比べると
利尿剤のラシックスを飲んでも
すっきりむくみが取れなくなりました。
これは腎臓の機能が低下しているからだそうです。
腫瘍が現状維持できても別の病気になりそうで心配だと
言いました。


結果、サンドスタチンに変更することになりました。
まず10mgから始めて3~4ヵ月かけて30mgにするそうです。
いきなり「今日から始めましょうか」と言われてちょっと驚く私。
夫が「異存はありません。お願いします」


サンドスタチンの注射の用意に30分ほどかかるということでした。
待合室で待機していると看護師さんが説明にきてくれました。
お尻に筋肉注射をすること、針が太くて痛いこと、同じ場所に続けて注射をすると
固くなるのでその都度場所を変えること(場所を記録する小冊子をもらう)
今日は初めてなので注射のあと30分は病院内に居て
調子が悪くなったらすぐ来てほしいとのことでした。


処置室に呼ばれてあっという間に注射は終わりました。
夫に聞いたら「もっと痛いかと覚悟してたけどそうでもなかった」
注射から半日経った今は少しダルさを感じるような…と言っています。


これから数か月は毎月エコーで効果をみていくそうです。
スーテントを飲まなくなったら血圧やむくみが
改善されるといいのですが。



前回コメントやメッセージでサンドスタチンについて
いろいろ教えていただいたので不安を感じずにすみました。
感謝申し上げます!!

オクトレオスキャン受けました~後編

2016-05-26 22:21:45 | 闘病
オクトレオスキャンを受けた数日後
主治医の診察がありました。


パソコンの画面を指しながら
「まず何か質問はあるかな?」と主治医。
「あの、他のところに転移とかはないですか?」
これがとにかく気になっていたことだったのです。
「それはありませんねー」
ホッとしたのもつかの間、肝臓を撮影した画面を指しながら
「三月に塞栓したところなんだけど、はっきり見えるんだよね」
ということは相変わらず腫瘍はあるということなのね…


「これからのことなのですが」と前置きがあり
治療方針についての説明がありました。
現在はスーテントを飲んでいるのですが
結構強い副作用が出るため規定量の三分の一しか
飲み続けることができません。
いま見えている腫瘍が大きくなるようだったら
スーテントに変わりサンドスタチンの方が
いいでしょうとのことでした。

とりあえず七月にМRIを撮ってみて
また考えることになりました。


スーテントを飲み始めて約二年…
副作用とのおつきあいにも慣れてきて
普通に生活を送っているので
急に薬を変えると言われると
いろいろ考えてしまいます。
大きな宿題を抱えている気分になっています。

オクトレオスキャン受けました~前編

2016-05-24 22:11:47 | 闘病
五月中旬 予定通りオクトレオスキャンを受けてきました。


検査予定時間の10分前に
地下にある核医学診療科の薄暗い待合室へ。
なぜか緊張する私たち…独特の雰囲気でした。



検査はまず10時に注射を打たれます。
注射の成分にアルコールが入っているので
アルコールに弱い人は具合が悪くなることがあり
それを予防するために横になって打つそうです。
夫はもともとお酒に強いのですが
手術以来、年に数回しかお酒を飲ませてもらえません(私に)
夫は具合が悪くなることはなかったけれど
頭が酔ったときのように10分くらいポッとしたそうです。


そしてレントゲンを撮るのが14時なので
約4時間後に来てくださいと言われ
天気が良くて暖かい日だったので
大学の構内を散歩することにしました。


地元に住んでいるけれど構内をゆっくり
歩くのは夫も私も初めてで観光客気分。
あちこち歩き回って
なぜか大学の構内にある某高級ホテル経営の
レストランでランチして
時間をつぶしました。


やっとレントゲンの時間になり夫は検査室へ。
夫はベルトと眼鏡を外して
私服のまま撮影の台に横になり
1時間15分ほどかけて
じっくり撮影されたそうです。


この日はこれで終わりです。
待ち時間はやたら長かったけれど
飲食や行動に制限もなく
拍子抜けしました。



そして翌日と翌々日
14時から1時間15分かけて
同じように撮影されて終了しました。


支払った金額は43,260円
保険適応のありがたみをしみじみと感じました。








三回目の塞栓術~結果

2016-04-22 23:14:03 | 闘病
今回の熊本の地震
ニュースを見るたびに心を痛めております
そちらの地方でブログを見てくださっている方たちは
ご無事でいらっしゃいますでしょうか?
1日も早く通常の生活に戻りますように
お祈りしています



三回目の塞栓術後のМRIの結果…
狙ってた病巣の大きさは変わらず(がっかり)
でも形と色目が素人にもわかるくらい変わってた
主治医は「もしかしたらこれから小さくなるかも」
そして術前には言われていなかった小さな病巣が
ひとつ完全に消えていた(嬉しい)
この結果がでるまでにものすごく私は緊張していたのに
次の主治医の言葉でぶっ飛んでしまった



主治医「オクトレオスキャンていう検査があるのは
ご存知ですよね。この四月からウチの病院でもやることに
なったので是非受けてください。日程はいつがいいかなー」



え? えっ? えーっ?
いずれは受けたいと思っていたオクトレオスキャン
でも飛行機に乗って遠くの病院まで行かなくちゃならないと
覚悟してたのに…ここで受けられるのね



それから説明を受けて
日程については後日連絡ということで
ここの病院では夫が二人目の予約だそうです
びっくりし過ぎて塞栓術の結果の説明が
吹っ飛んでしまいました


夫はまだ3月に会社を休んだ影響で
土日もなく働いてます
この日もゆっくり話したかったのに
午後から会社へ~


後日 五月半ばに日程が決まりました


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三回目の塞栓術~スーテント再開

2016-04-05 22:46:00 | 闘病
3月10日に塞栓術を受けて15日に無事に退院。
自宅で体力を回復させなければと
犬の散歩につきあってもらったら疲れてダウン。
そのあと半日寝込んでいた夫。
ちょっとスパルタだったかも…

なんとか予定通り18日に会社に復帰しましたが
いきなり忙しい時期に突入してしまい
土日も出勤したりして「大丈夫なの?」と気を揉みました。
でも何とか体力が回復してきて、いまはすっかり元気!!


退院してからちょうど2週間目の日に消化器外科の診察。
血液検査の結果で特に問題がなかったのでスーテントを再開することに。
ちなみに塞栓術を受ける日の2週間前からスーテントは休薬してました。
約1ヵ月休薬している間も副作用のむくみは治りませんでした。
同じく副作用の下痢と手足症候群は少し改善されたのですが。


それともうひとつ、心配なことが。
血液検査でHbA1cが7.7に上がってしまった…
ここのところ7.1が続いていたのに。
なのでインスリンの分泌能力を測定するために
次回採血でC-ペプチドの測定をするそうです。


塞栓術の効果を見るためのMRIは来週~
その結果の説明は再来週~
緊張する期間が長くて気疲れするんですけど~


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