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人間万事塞翁が馬~膵内分泌腫瘍との共存

夫は2008年に膵内分泌腫瘍が発覚。スーテント→サンドスタチン→アフィニトール→ザノサー+5FU→2024年にPRRT

二回目の塞栓術~治療当日

2015-06-11 23:55:36 | 闘病
治療は朝の九時からでしたが
その前にいろいろ準備があると言われたので
家族がウロウロしていては邪魔かなと思い
終わる予定の時間に病院に行くことにしました
朝七時半過ぎにメールを送りましたが返信はなく
あとから聞いたらもう貴重品は鍵つき引き出しにしまった後だったそうです



だいたい三時間の予定と聞いていたのですが
十二時にナースステーションに行ったら
一時間くらい前に終って 病室で休んでいますとのこと


カーテンをそっと開けると夫がオシッコの袋をぶら下げて横になっていました
「お疲れさま どうだった?」
「二時間くらいで終わった 一回目のときよりかなり早かったと思う
 まだ痛み止めで頭がハッキリしないなー」

顔色は悪くないけれど疲れている様子だったので
昼食を済ませてからもう一度来ることにしました
ちょっとムカムカするというので
手の届くところにストローをさしたパック入りのお茶を置いて…


お蕎麦を食べてコーヒーを飲んで時間をつぶして
一時にまた病室へ行ってみました
「だいぶスッキリしてきたから大丈夫」
と 口調もしっかりしていたのでほっと安心しました


夫から夜メールをもらい 無事に尿管が外れて 夕食は完食
そしてなんと明日の採血の結果で退院も可と言われたけれど
前回は治療をした翌々日から高熱が出たので不安だと伝えて
早くても月曜退院にしてほしいとお願いしたそうです

前回は治療の翌日すごく元気でお見舞いにきてくれた友人たちと
デイルームで談笑できるくらいだったのに
その次の日から高熱と吐き気で大変だったのです
……カルテに残ってると思うんだけど
……前回と同じ先生なんだけど

とりあえず無事に終わりました
副作用があまり出ませんように!!

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二回目の塞栓術~入院

2015-06-10 23:30:48 | 闘病
今日無事に入院しました
いまの病院に入院するのは三回目なので
いろんな手続きも手馴れてきました
入院センターで受付を済ませて
病棟へ行ってナースステーションへ


担当の看護師さんはテキパキしてるし笑顔が素敵
患者や患者の家族にとっては
入院中直接お世話になるのは先生よりも看護師さんなので
いい感じの方で一安心



メトグルコ(糖尿病治療薬)は塞栓術の際に造影剤を使用するため
昨日から休薬しています(休薬し忘れたら塞栓術中止だそうです)
スーテントも二週間前から休薬しています

体調は半月前は咳がとまらず大変でしたが
いまはばっちりです


家族としては入院日が確定してからは
一番心配するのは体調…
もし直前に体調を崩したら今回は中止になり
また日程を組み直さなければなりません
医師はじめスタッフも大勢かかわっているのに
こちらの不注意で風邪などひいてしまったら
それから休薬の指示をうっかり忘れて飲んでしまい中止になったら
非常に申し訳ないと思うので
無事に入院できて少しほっとしています

いよいよ治療は明日です


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半月前なのに…

2015-05-22 23:33:02 | 闘病
塞栓術の日程を決めたときにドクターから
「入院まではくれぐれも体調に気をつけてくださいね。」
と 念を押されていました


ところがGWを過ぎても日によって気温の上下が激しく
昼間半袖で過ごした日の夜には
ストーブが恋しくなるような毎日なのです
中年の身体は気温差に弱く
先週の中頃 朝起きたら夫婦で喉が痛い!
熱い緑茶を飲んでみたり
しょうが紅茶を飲んでみたり


私は二日ほどで痛みが治まりましたが
夫は咳が出始めました
一晩中咳で眠れないほどになり
念のため主治医は診察のない日でしたが
電話をしたら「すぐ来て下さい」とのこと


主治医は問診のあと「スーテントの副作用に
間質性肺炎があります 血液検査と胸部CTを
撮りましょう」とすぐに検査の予約を入れました

正直たぶん風邪だから近くの内科でいいんじゃない?と思っていた私
でも確かに重篤な副作用の欄に間質性肺炎が入ってるから
主治医に連絡してみてよかった…


検査を終えたあと 主治医との約束の時間まで
ひたすら待ちました


結果としてはとくに肺に異常はなく
血液検査からも何もでませんでした
待っている間に「間質性肺炎」を検索して
ビビっていたのでホッとしました
咳止めの薬をもらって帰ってきました

入院まであと半月
早く咳がとまるといいね
夜になるとまだゴホゴホと苦しそうです
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予約入れました

2015-05-08 23:35:27 | 闘病
今日は放射線診断科の診察日
朝イチでまずCT
それからいつもの主治医ではなく
放射線診断科の先生の説明を聞きました
 

夫が受ける治療は
「肝腫瘍に対する経動脈的カテーテル治療」であり
次の三つの種類があります
A 抗腫瘍薬を直接注入する「肝動注療法」
B 動脈の流れを遮断することで腫瘍に栄養がいかないようにして
兵糧攻めのように治療する「動脈塞栓術」
C AとBを組み合わせた治療法




2年前に夫が受けた治療はCでした
ざっくり言えば薬を注入して血管をふさいだのですが
ほとんど結果は出なかったのです



今回は2年前に比べると粒の細かい塞栓物質ができたとのことで
薬は注入せずに塞栓だけするBの治療をするとのことでした
粒が細かいということはより細い血管も塞ぐことができるので
結果は期待できるとのことでした
今回狙う腫瘍は約2センチなので小さくなりますように!!


約1か月後に予約を入れました
治療の2週間前からはスーテントは一時中止
また造影剤を入れて治療するため
治療の2日前から糖尿病治療薬も中止
などという注意事項を確認
入院は治療の前日から約1週間の予定です


そのあと入退院センターに寄りました
入院保証書をもらったり
医療保険の診断書は書式を取り寄せておいて
退院前に提出するなどの指示がありました
夫はもちろん 私も何回か経験がありますが
入院が決まると緊張しますね



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2回目の塞栓術決定

2015-04-28 23:30:01 | 闘病
今日はいよいよ診察の日
なんとなくこの間の主治医の口ぶりで
「これは塞栓術かな」と感じたのか
夫はすでに休暇を調整済みで ある意味準備万端で診察室へ


まずいつも通りむくみと血圧のチェック
血液検査の数値のチェックと説明
そして話題は本題へ…


「放射線科の先生と会議した結果、焼くよりも
やっぱり血管を詰める方がいいかなということになりました」

あ やっぱり塞栓術ですか
…前のときはほとんど効果がなかったんですけどね


「2年前の前回は肝臓全体に薬を入れたけど
今回は1箇所に集中的に入れるし 新しい塞栓剤を使うからね」


そこからは主治医と夫との間で話がトントンと進み
放射線診断科(塞栓術の先生が所属している)の予約と
CTとエコーの予約をその場で取りました


放射線診断科の予約はGW明けです
このときに手術の日程が決まるのでしょう
夫は仕事のスケジュールの関係で6月の始めに希望するそうです
その時期ならば長く休んでも職場に迷惑がかからないからと言っています
私も5月いっぱいは学校行事などが詰まっているので
6月に入ってからの方が何かとありがたいのです


前回は1週間の入院後 1週間自宅療養して
よろよろと会社に復帰しました
高い熱が出て辛そうだったことを思い出してしまいます
今回は副作用が少ないことと効果が出ることを祈るばかり…
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