旅人の鼻まだ寒し初ざくら - 三重国際霊園スタッフブログ

旅人の鼻まだ寒し初ざくら

お彼岸も終わり、少しずつあたたかい日が増えてきました。
道端には水仙や菜の花が咲きそろい、一足先に春の訪れを告げています。
鮮やかな黄色い花はさぞ、道行く人々の目を楽しませてくれていることでしょう。
霊園内にはつくしが顔を出し、春の便りを届けてくれていました。

 

しかし、日本の春といえばやはり『桜』です。
東京ではすでに満開、大阪でも来週あたりには満開になるだろうと伝え聞き、
すわ三重も、と、喜び勇んでカメラを片手に霊園へと飛び出しました。

冷たく激しい春一番が吹き荒れる中、霊園のぐるりを取り囲む桜の樹々を見て回ると……



「やあやあ、三重の桜はちょっとお寝坊さんかな……?」

ちらほらと花の姿は見られるものの、淡く色づき膨らんだ無数の蕾は、しかしまだ開く気のないご様子。
お参りにいらしたお客様からも「今年はまだ開いてないのねぇ」と残念そうなお声が。
確かに未だ寒暖の差も激しく、旅人の鼻にも桜の花にも寒く感じられる日が続いています。
霊園の桜が満開になるのは来週末あたりでしょうか。
満開になるのが今から楽しみです。




   旅人の鼻まだ寒し初ざくら   ――与謝蕪村



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電話:059-374-3448
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