供養って何なんだろう?
by |2021-05-30 11:28:00|
供養。その言葉で皆様は一体何を思い浮かべられるでしょうか。
厳かな本堂、きらきらと光る金色の仏具、朗々と響き渡る読経、正座した足のしびれ、お墓参り……
法事をすることが供養、というイメージが強いかもしれません。
本日は弊社のこちらの記事をご紹介したいと思います。
追善供養とは? 忌日法要、年忌法要との違いは? ーカトトピ
>追善供養(ついぜんくよう)とは、生きている人が亡くなった人の
>冥福を祈って行う供養のことを指します。
>故人のために善を積むことで、故人がより良い世界に生まれ変われるよう
>故人のために善を積むことで、故人がより良い世界に生まれ変われるよう
>応援することになるとともに、
>その善行が自分自身にも返ってくると考えられています。
法要やお仏壇での合掌、お墓参りをはじめとした様々な事が、故人へのエールというわけですね。
えーっ!?亡くなった人のために応援?
仏教における死後生や輪廻転生の概念には、「人は死んだらおしまい」ではないという考えが見てとれます。
また新たな一つの旅が始まるという見解もさることながら、
その旅に出た故人へ何かをしようという試みに、なんとも思いやりを感じてしまいます。
家族が旅行先について何も知らずに出発しようとしていたら、心配ですよね。
しかもそれが電話をかければ連絡が取れるような旅ではなく、途中に裁判があるとしたら……?
「五七日裁判担当の閻魔王です。よろしくお願いします。」
「百箇日裁判担当の観音です。百済出身です。どうぞよろしく。」
中陰での旅の流れは、ぜひ記事本文を御覧ください。
法要の読経は旅の案内でもあり、僧侶様はプロのガイドというわけですね。
ちょっと馴染みのない言語が使われているかもしれませんが……
供養には、人の死という衝撃的な出来事から遺された方の心を守るという側面もあります。
もうその方には体がないというのに、「安らかな眠り」を祈り、花を手向けるのはなぜなのでしょうか。
亡くなられた方との間になにかのつながりがある以上、心の整頓が必要です。
こうした宗教的な慣習は、長い時間の中で築かれてきた知恵の一つとも言えるでしょう。
葬送と埋葬は、あらゆる文化に存在しています。
人はこうした行いを通して、命ある身近な他者や自分自身をいたわる気持ちを育み、
避けられない出来事と折り合いをつけていくのではないでしょうか。
とりあえず資料から読んでみたい!ちょっとメールで質問してもいい?
家族のところにもチラシを送って!などなど…
〒513-0012
三重県鈴鹿市石薬師町850-1
電話:059-374-3448
営業時間:9:00-17:00 毎週水曜日定休日