『まだお墓はなくてもいい』方こそ必見。お墓ができるまでの話⑤
by |2022-06-20 13:30:27|
前回は、様々なお墓の形についてご紹介させていただきました。
お墓は大切なご先祖様や家族のための場所となるお家でもあります。
和風、洋風、またはさまざまなデザインに富んだオリジナルのお墓……
しっくりくるものがイメージできましたでしょうか?
今度は、そのお墓に刻む「文字」についてのお話をしてみたいと思います。
お墓に一体何を刻むのか
正面の文字
和風のお墓であれば、正面は「●●家之墓」のほか、宗派によって
「南無阿弥陀佛」「俱会一処」「南無妙法蓮華経」といった文字を彫刻します。
洋風のお墓であれば、正面の言葉はとても自由です。
「感謝」「ありがとう」「やすらかに」など、好きな言葉をお選び下さい。
いつ、誰がこのお墓を建てたのか
お墓が完成する年月と、建てた方の名前を刻みます。
誰の名前を刻むのか、ご家族の皆様でご相談下さい。代表となる方お一人でなく、
ご夫婦、親子様、ご兄弟など、関わった方の名前を刻むこともございます。
また、その際にご存命の方はお名前を赤く塗る風習もございます。
亡くなられた方のご戒名、本名、年齢、没年月日
ご葬儀の際に頂いたご戒名などの紙をご参照ください。
ご先祖様がたくさんいらっしゃる場合、先祖代々之霊というふうにまとめて
記載することもあります。
家紋
必須ではありませんが、ほとんどの場合に家紋を彫刻致します。
これがあるだけでぐっと格調高くなりますので、ぜひ一度ご自身のお家の家紋を
お調べ下さい。
家紋は書籍に記載されているだけでもざっと5000種類以上も存在していますが、
いずれも植物などを象った美しいデザインで、見ていると時間が経つのを忘れます。
これらの項目を決めていただくのにも少々時間がかかるかと思いますが、
まだまだ彫刻はこれからです。
文字が決まった後はどうなるのか?
原寸大の文字見本の作成に取り掛かります。
なにせ、石は一度削ってしまうと間違いがあっても取り返しが付きません。
細かい漢字や、大きさの確認を、実物大の原稿でご確認していただきます。
「名前や戒名に使われている漢字が旧字体だった!」
「もう少し文字のサイズが大きくないと画面が寂しい!」
このような点を、最後によくご確認下さい。
お墓は一度建てたら、何十年と残るものになりますし、
何よりその場所は大切な家族が眠り、皆様で手を合わせる所になります。
亡くなられた家族も、訪れる家族も心の安らげる、思い出の集まる場所。
刻む言葉ひとつにも、そんな思いを込めて作っていただけたらと思う次第です。
……ところで、『それで、みんなどんな風にしてるの?』と思いませんか?
それを確認するためにも、ご見学はとても大切です。
石と文字の色合いのコンビネーション、文字のサイズなど、
まさに百聞は一見にしかず。
お墓の形はおおむね決まったものが多いにもかかわらず、上記のような点を踏まえて
見てみると、本当に驚くほど個性豊かなのです。
ぜひ一度、ご案内させてください。
とりあえず資料を請求しようかな、という方は是非こちらからどうぞ!
ご請求の際、希望部数を選べるようになりました。
ご家族皆様でそれぞれ確認したい場合に大変便利とご好評を頂いております。
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(追って、霊園からご確認の連絡をさせていただきます。)
〒513-0012
三重県鈴鹿市石薬師町850-1
電話:059-374-3448
営業時間:9:00-17:00 毎週水曜日定休日(土日、祝日は営業しております)
引き続き、感染症対策を実施しながらの営業しております。
ご見学の際は、必ず事前にご予約をお願い致します。
ご予約のお客様を優先とさせていただいておりますので、
折角お越しいただいたにも関わらずお待ち頂いてしまう可能性がございます。
また、盛況につき、弊社から日程やお時間帯の調整をお願いする可能性がございますので、
予めご了承いただければ幸いでございます。