2020年4月4日のブログ記事一覧-三重国際霊園スタッフブログ

春爛漫


いよいよ三重も春本番。
ようやく霊園の桜も咲き揃いました!
昨日お参りにいらしたお客様からは、
「毎年これを楽しみにしとるんやわ!」
と嬉しいお言葉をいただきました。
この土日がまさに花盛り、月曜からは舞い散る桜吹雪を見ることができそうです。
霊園内は外周道路を車でぐるりと周りながら桜をご覧いただけます。
どうぞ車に乗ったまま、ごゆっくりとお楽しみください。

車といえば、この季節はどこを走っていても視界のどこかに桜の枝を見ることができます。
住宅街のお庭の片隅や、こんもりと茂った林の中や……『あの木も桜だったのか!』と思わされることもしばしば。
けれど、一番桜を目にすることが多いのは川沿いの土手ではないでしょうか。
『なぜ川沿いの土手には桜の木が多いのか?』
実はこれには理由があります。
古くは江戸時代、季節の大雨で川が増水し、堤防や土手が決壊することが続きました。
当時の人々は、『どうすれば強固な土手を築くことができるだろうか?』と考え、結果、土手に桜の木を植えました。
春になると満開の桜をひと目見ようと、多くの人々が花見に訪れます。
人々が土手を歩き回ることによって、土手の土は自然と踏み固められ、強固なものになっていきました。
先人たちの知恵にはいつも本当に驚かされます。