最新の焼き上がり選です。
かき氷屋さんの春オープンに向け、器つくりが急ピッチなぬくいさんです。
この手間と質でなんですが、いちばんオーソドックスなタイプ。
岡村さんの、お香立て。
にゃんことわんこが器の底をのぞき込む「一閑人」スタイル。
すださんの絵葉書立て。
絵を立てなくても、このまま色使いを見ていたい。
裏面はこういうつくり。
少し危ういかな、改善の余地がありそうです。
井口さんはすごいのをつくっちゃいましたよ。
金魚鉢形の貯金箱。
鉢から金魚たちが飛び出して・・・
これは斬新!
れいさんは、うっかり捨てちゃったという娘ゆうさんのお気に入りぬいぐるみを再現。
これはそっくりだわ・・・たぶん。
大矢さん作のお骨ツボ。
大役を終え、心持ちが落ち着いたら、また楽しいものをつくりましょ。
徳永(母ちゃん)さんのサラダボウル。
水色のアクセントが効いてて、青ものもシャキシャキ。
佐藤(直)さんのしのぎシリーズ。
エッジがシャープで、ピッチも安定。
気合いが乗ってます。
のりこさんのお箸置き。
愛らしい形の中に、作者のキャラがのぞきます。
カミクボくんは、どんどんと新しい物語に挑戦中。
エッシャー風なアタマ混乱だまし絵もの。
どこに向かってるのか、野本くんの爬虫類シリーズ。
その先になにを見つめてる?
大変に遅くなりましたが、2024年11月期の生徒さんの作品をギャラリーページにアップしました。
みんなのけっさくWorksを、どうぞ存分にごらんくださいませ。
上の画像をタップするとギャラリーに飛べますので、ぜひご堪能あれ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
お散歩に毎度、ぐい呑みをお供に連れていきます。
薪窯もの。
焼き割れした子。
キズも可愛かったのに・・・
閉じた系から、開放系へと転化(つまり、こわれました)。
こうなってなお、器は重要なことを教えてくれます。
情報は、目に見えてない奥深い部分にこそあり。
この日のお供は、こんな新人の子。
高台、刃を一閃。
内側に宇宙を抱え込む〜・・・
器をのぞき込むだけで、さまざまな光景が展開して、飽くことがありません。
わが世界に満ちよ〜、おさけ〜・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
またまた新キャラ。
ティラノさんお箸置き。
こんなちっさい手で・・・どういうことかね?
進化律のエアポケット。
で、こうなるわけです。
前面からの画、うすっぺら。
しかし、横顔は重厚。
ティラノというより、ラプトル形か?
原始の大地を闊歩。
あなたのお箸をかつぎます・・・いや、しっぽに引っ掛けます。
お箸を持つあなたからの目線。
後ろ姿もキュート。
ジュラシックお箸置き、大集合。
トリケラさん、堅固に充実してきました。
ブラキオさんとティラノさんがご対面。
捕食対象同士による、夢のフィーリングカップル5対5。
食べちゃダメだよ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
工房のサザンカが〜。
花びらが一枚だけ違う〜!
こんなことってあんの?
蝋梅をいただきました。
よきにほひ。
少しずつ、少しずつ、春に向かってますね。
過酷な冬を過ごしてる北の国、もうしばらくだ〜。
しはん作の花びん。
しのぎのピッチに工夫がされてますが、お気づき?
お花といえば、りんか鉢。
しはんの新作。
こんなふうに口べりを花びらの形にあしらった器を「輪花」と言います。
まん丸に飽きたら、こういうアクセントもたのしいですよ。
底をワイドにして、トップでリムを取り、指でひょいひょいと造形。
ろくろを挽きたてのタイミングで、あっさりとやるのがコツです。
さ、チャレンジ、チャレンジ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
女の子たちの工作。
つかごしさんのきれいな細工。
レター形のお花生け、だそうです。
厚さは2ミリ!のあやうさ・・・
壁掛けタイプです。
植物でもいいけど、もっと広く展開できそうですね。
岡村さんは、推しのキャラクターに夢中。
かわいい、に真剣に取り組んでます。
すださんは、シーサーつくり。
新築のお友達ん家にプレゼントの予定。
キュートでいたずらな子たちが跳梁跋扈。
魔が避けていってくれます。
なっちゃんは・・・なにに色つけ?
おっと、蚊帳地にくるんだ粘土玉に絵の具をのっけて、器にぱふぱふとは。
いろいろと考えるもんです。
リムの部分に、ナチュラルな生地目が出現。
手を動かしながら、常に頭をめぐらしましょ。
そのひと手間が、素朴な器を見違えるほどにくらいに輝かせます。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
新製品を開発中。
トリケラさんお箸置き。
足の運びが難しい。
大地を踏み締めつつ、運動と生命感を感じさせないとね。
顔が・・・どうもうまくいかないのだよなあ。
あってんの、これ?
とりあえず、テストピース。
ブラキオさんたちも、キュート&シャープで新生。
ジュラシック・お箸置き!
以前につくったむちゃくちゃな子たちは焼き上がり。
ティラノさんお箸置き。
よぼサウルスたち。
食卓で躍動せよ。
あなたのお箸をかつぎます!
陶芸の未来にさちあれ。
恐竜の過去に伝説あれ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
久しぶりの大矢さんです。
大物つくりに取り掛かってます。
巨大な型を用いまして、タタラを筒に。
すでに何個目かとなるお骨ツボです。
いろいろと大変な一年でした。
込み上げる想いを胸に、せっせと手を動かします。
ボディがまとまりまして、フタつくりに入ります。
美しいドーム屋根。
これをかぶせまして・・・
まずはくっつけちゃうわけですね。
そこからの切断。
即席にあつらえたトースカンで、精密な水平線引き。
フタを切り離した後、カズラを造形します。
雨でも内側が濡れないようにという配慮。
完成形がそろそろ姿を現します。
表面を装飾。
レンガ壁の雰囲気。
立派なものができました。
奥さんの妹さんの、浄土での終の住処となります。
ご冥福を・・・
みんなもお骨ツボはつくっといて。
早めに用意しとくと、逆に長生きができるようですよ。
なかなか使えないのがいいお骨ツボ。
飾っておくに越したことはありません。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
大きなものをつくってるばかりじゃありません。
小さくてもピリリとパンチが効いてます、柏木くん。
この小さな杯に仕込まれた細工がわかりますか?
ほうら、ほら・・・
よく見ると、手が込んでますよ。
込み入ってるのです、色が。
一層削り出せばよくわかります。
ぐるぐる練り込みの技。
ろくろ挽きをして濁った表層を取り除けば、ほらこの通り。
白と青とのコントラストが・・・まだくっきりとはしてませんね。
焼き上げればよくわかります。
で、ただいま焼き上がったというわけです。
これから窯出しですが・・・
先に撮影しちゃいました。
すっきりと、くっきりと、ぐるぐる渦巻きが出現!
さては三色練り込んだか?
どんどんと質が上がってる、柏木くんの練り込み技でした。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
大物挽き対決!
天才対野人。
野本くんです。
何キロあんの、これ?
力技で、一気呵成に立ち上げます。
技術もかなりのもの。
筒上げしてからの開き成形。
なっちゃんはというと、分厚く立ち上げておいてからの、糸でそぎそぎ成形。
彫り込んだ痕が、エッジもシャープに、美しい陰影をつくります。
外観に合わせて、内側を削りまくって厚み合わせ。
労作ですよ。
こちらの大物は、黒田女史。
カンナくずが飛び散らないように、パーテーションを設置しての削り作業。
真っ平らなお皿の底は、こう削ります。
二重高台。
お手本のようなお盆(形プレート)ができました。
みんな新年を迎え、なぜか大物つくりに熱く燃えてます。
2025年初の本焼き!
窯詰めも快調です。
年末年始で、大きな作品がたまってます。
ごちゃごちゃの混沌状態・・・
大きなのを振り分けて、小刻み棚組み。
腕の見せどころ。
小さな棚板が活躍します。
高さ合わせも慎重に。
入った。
その手前は、ごちゃ詰め・・・
左サイド、完了。
右サイドへ。
ごちゃごちゃの混沌・・・
わかった、このにゃんこが入ると混沌がはじまるのだわ。
ここで早くも最上段です。
奥からいきますよ。
小刻みな棚組み。
さらに刻んで三段目。
さらに四段目。
ここで限界か・・・
手前にでっかい子、で〜ん!
きっちりとおさまりました。
どきどきワゴンスライドの動画は、いつものようにインスタ(上の画像ポチ)からどうぞ。
すでに焼き上がっておりまして、窯出しは木曜日です。
お楽しみにね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園