FootBallGarden.BLOG

日本中にサッカーの花を咲かそう!日本がW杯優勝する日を夢見て日々感じたことや愛するクラブの話を好き勝手に書くサッカー日記

新たな船出。

2006年07月22日 | Goes on South Africa
 南アフリカW杯へ向けて、日本代表の新監督就任が決定した。
満を持しての登場か、それともジーコ同様に少し遅い就任なのか、それは分からない。ただ、日本中のサッカー好きが心から待っていた人物が日本代表の指揮をとってくれることだけは、ハッキリ言える。
 以下はオシム監督の日本代表監督就任のインタビューである。

 オシム 「日本サッカー協会に選んでいただいてうれしく、そして光栄に思っています。監督契約はある意味で結婚です。婚姻を結ぶと最初はうまくいきますが、その後がどうなるか分かりません。
 結婚では、たいへん多くの方の力が必要で、私と川淵キャプテンと反町さんの3人だけでやっているわけではない。そういう意味で、ここ(記者会見)に来た方々の助けも必要になってくる。
 代表を車に例えてみると、全員が車を後押ししなければならないと思う。今の日本の状況を見ると、一時的に車が止まっている気がする。だから、全員で押さなければならない。
 奇妙に聞こえるかもしれないが、私は最初に日本代表チームを『日本化』させることを試みる。組織的で具体的なよりよい方法で、日本選手が本来持っている力を最大限に引き出すことが必要だ。
 これは、初心に帰って、日本らしいサッカーをしようということ。
<スポーツナビ参照>

 この後、オシム監督は記者の質問に激怒し、インタビューを早々に切り上げようとするのだが、オシムらしい少し皮肉をこめた就任会見ではあった。
 オシムは「スピード」を日本代表の武器、土台とすることを掲げた。
これまで「ゾーンプレス」「フラット3」「黄金の中盤」「自由」という幾つかのキーワードが新聞や雑誌で紹介されたが、マスコミは今回も「スピード」という単語が出てきたことで助かっただろう。この言葉があれば日本代表を表現できるからだ。マスコミはスポーツという簡単には表現しずらい分野になると、上手に表現する術をもっていない。と、いうよりも考えない。だから長々と説明しなくても済む簡単な単語、それらを1発で表現できる単語を好むのだ。

 オシムが掲げる「スピード」とは、果たして何なのか。
 ジェフ千葉を見ると、考える早さである「シンキング・スピード」、素早く正しいポジショニングに着く「ポジショニング・スピード」、最後まで衰えることのない「スタミナ」が連想される。
 世界から見ると日本人のスピードは恐怖になる。
世界の強豪国の方がスピードがあるように感じるのだが、世界のスピードは曲線的なのだ。つまり緩急があり、ここだ!という勝負どころでスピードアップできる。日本人のスピードは直線的で単調なのだ。しかし単調だけど衰えることがない。世界の強豪は、その衰えない速さに緩急がつけられるようになると日本のサッカーは恐くなると提唱しているのだ。
 きっとオシム監督は日本サッカーに緩急ある速さを活かしたサッカーを見せてくれるはずだ。そして「考える早さ」である「シンキング・スピード」も求めてくる。さらには正しいポジショニングについても教えてくれるだろう。
 日本サッカー協会とオシム監督は4年契約を結んだ。
オシム監督の体と体力が4年もつかは分からない。ベースはトルシエ、ジーコで選ばれた選手になる。そして北京五輪組との世代交代になる。南アフリカW杯までオシム監督で戦えるのかは分からないが、怠慢になってきている日本代表を変えることには期待したい。

 まずは8月9日のトリニダード・トバゴ代表戦でオシム・ジャパンの方向が見える。当日は国立競技場で観戦するので楽しみにその日を待とうと思う。

下衆な話題。

2006年07月19日 | 雑感
 今日はいつもと少し趣向を変えて最近の話題なんかを取り上げてみようと思う。

 まずは「くまぇり」・・・。
 アイドルを目指す下諏訪の熊田陽子そっくりサンが放火事件で芸能人級に話題になった20歳の女の子。
マイッタ。大好きな熊田陽子のそっくりサンを熱烈に語り、自身のホームページで自分をアピールするだけじゃ物足りず、放火までしでかす始末。ようやく週間SPA!の誌面掲載という芸能界入りへのステップアップの大チャンスを掴みながら、実はその写真撮影と取材日に御用となった皮肉。熊田陽子は逆に最近落ち目がちだった人気や注目度が上がってしまい、そっくりサンを語られたことに対する怒りをアピールしている。
ちなみにSPA!でくまぇりを見たが、似てるっちゃ~似てるし、フザケンなって思えばそう思えてしまう。つ~か、太ってるし・・・。しかも19万を出して目を整形してるなんてニュースまである。
 放火犯って、自分でつけた火を見てしまうと再びやりたくなるなんて事を聞いたことがあるけど、くまぇりも立派な放火犯の門を叩いたということなのか。
 あまり大きな声では言えないのだが、そのくまぇりについて色々とネットで検索すると、とんでもない画像まで行き着いてしまった。熊田陽子そっくりな顔写真は全然マトモな話しで、本物だか偽者だか分からない胸のヌード画像まである。
 ちなみに私のワイフも省略すれば元クマエリだ。今はサトエリだ。

 極楽とんぼの山本がクビ!
 いや~驚いた。山奥の山様こと、極楽とんぼの山本が未成年に飲酒&淫行で御用!のニュース。さらに吉本興業クビ!
今後のメチャイケ!はどうなるのだ。まさか、ここで放送終了?それは無いにしても今まで撮っていた今後放送する予定だったものが全て出せないと思うとガッカリだ。めちゃイケで平成生まれが好みなんてネタだと思ってたら本当だったのが悲しい。たまにテレビで見せる悪人顔は素の表情だったわけだ。
 かつて吉本興業は横山やすしを解雇した実績?がある。
極楽の山本もそれを知っているはずだ。吉本興業って会社は、やる時はやる会社なのだ。欽ちゃん球団は8月のクラブ選手権に出場するのだろうか。だって欽ちゃん球団の遠征で山本は悪さをしているわけなのだから。これが高校野球だったら当然それなりの罰を受けるし、大会参加も辞退する。当然の自粛をおこなう。監督の欽ちゃんは監督不行届けになる。どうなるのか。興味がある。ピンで活躍の場を広げた相方の加藤。一方の山本は欽ちゃんという大物をバックにして芸能界で生き抜く術を得たのだが、それが逆に山本を安心させてしまい何をやってもシャレで済む、ネタになる、大物がいるから・・・という変な安心感を持ってしまったのだろうか。欽ちゃん球団に入ってから心なしか山本の表情に余裕が感じられるようになったが、昔のようにハングリー精神旺盛でギラギラしてた自分自身に磨きをかけていた山本が好きだった。もう99岡村とのダンスでの絡みが見られないのが寂しい限りだ。

 アメリカのイラク制圧の新事実!?
 最近、たまに目を通すブログで「キッコのブログ」というのがある。そのブログで興味深い記事があった。それが、アメリカのイラク制圧は石油利権がメインなのではなく、新兵器の実験が目的だった?というものだ。
興味がある人は「キッコのブログ」を検索して見てほしいのだが、この新兵器は目に見えない電磁波というか、誘導波で人体の中身から破壊するという恐ろしいものなのだ。この新兵器は軍部から実験を試したいと申し出たらしく、しかもすでにやってるらしいのだ。頭がフッとんでる死体の写真が幾つもあるのは、アメリカの軍が新兵器を使用したからということ。
 これがもし事実なら、いつかは大量に、しかも当然の如く新兵器を使用する日が来る。アメリカなら必ずやる。その時に犠牲となるのは果たしてどの国なのか・・・。武器を持たなければ生きていけない国の人間が考えることって恐ろしい。

 最後は新ブログの女王ことショコタン。
知ってます?ショコタン?コスプレとかバンバンやってるアイドル。本名は知らない。でも巷ではショコタンに萌えてる人が多いらしい。そのアイドルが書いているブログが人気あるらしいのだが、自分には全然理解できない。やはり自分にとってのブログの女王は真鍋かをりであり、真鍋かをりのブログで高速コマネチというのがあり、それをサルヴァの1年生に罰ゲームでやらせているくらい、私は真鍋かをりファンだ。だからショコタンが新ブログの女王なんて認めないわけである。

 たまには、こんなサッカーから離れた下衆な話題も悪くはないかも。でも書いてて全然楽しくない。

平塚競技場2 ~そして1年が経った。~

2006年07月16日 | 見習い記者の冒険記
 昨年9月以来の平塚競技場である。
 まず始めに恥ずかしい話をする。昨年のJ2山形vs湘南の取材時に書いた当ブログで私は「湘南は来年のJ1昇格候補の本命になる」と力説したのだが、今年の現時点での湘南は下位を彷徨っている状態である。恥ずかしい。たった1試合を見ただけでJ1昇格候補の本命に挙げてしまった自分のサッカー観の無さにマイッタ。
 気を取り直して、約1年振りの平塚競技場だ。

 梅雨が明ける気配が感じられない曇り空の下、平塚駅に下車。
シャトルバス(有料!)に乗り、平塚競技場へ到着。この日は競技場近くの広場でサッカーフェスティバルのようなものが開催されており、競技場の横の道路では先日電撃引退した中田英寿を称えるテンテが2つ用意され、中にはベルマーレ時代やセリエA時代に着ていたと思われるユニホームなどが特別に展示されていた。その片隅では湘南のクラブハウスを作る書名運動がサポーター有志により展開されており、なんだか慌しい状況になっていた。
 試合開始前には某住宅会社の宣伝や、選手入場の前には中田英寿を称えるアナウンスが流れた。
このアナウンスが臭く、よく覚えていないのだが、最後に「今日の試合を中田英寿に捧げよう」なんて言っていた。

 試合は前半は特に見るべき場面がなく、静かに終わった。
後半は立ち上がりから両チームがトバし、ハイペースな展開へ。山形は前半から決定的なチャンスを決めることができず、ゴールを割ることができない。一方の湘南は監督が代わってから調子が昇り調子のようで、PKを得るも山形GK清水の好手に防がれるも先制点を決めた。
 この1点を湘南が守り、見事中田英寿に捧げるナイスなゲームをした。

 2年連続で平塚で山形と湘南の試合を見たが、自分が見る湘南は毎度ナイスなゲームをやってくれる。
湘南のMF佐藤はイタリア代表のピルロのようなプレーを見せるし、気持ちが入った泥臭いといえば泥臭いが、良いゲームを見せてくれる。
 山形が負ける時は、やっぱり「らしくない」試合をする。

 この日、キャプテンを務めた山形の臼井は、自分たちよりも順位が下位のチームにテコずるようになったのが敗戦の理由だと話した。
上位のチームを喰ってやろうと狙ってくる相手に対して、挑戦するという部分で負けてしまっているのが最近の調子の悪さだと話していた。
 山形がJ1に昇格するためには、臼井が話すように順位が下位のチームに対して受けに回らずに、相手を上回る闘志を見せて戦わなければ昇格戦線には上がれないということなのだろう。
 1年が経過し、山形は監督が代わりサッカーも少し変わった。
自分だけが何も変わっていないような気がする。相変わらず何も前には進んでいないし、何も変わっていない。やりたい事が少しずつできるようにはなってきたが、それも微々たるもの。
 来年は一体何をやっているのだろうか。先の事を考えるのが少し最近は恐くなってきている・・・。

偉大なる航路へ。

2006年07月08日 | 雑感
 この世に生を受けて30年。
短くも長い人生の中で、自分にとって最初で最後になるかもしれない最大のチャンスにして最大の冒険が、すぐそこまで来ている。
 この扉を開け、扉の向こうに飛び込めば、もう戻ってはこれない。この千載一遇のチャンスを生かせるのか、それとも・・・。
 ここが勝負の時。時は来た。
自分が今まで信じて歩いてきた道に光が見えた。今までやってきた点と点が全て線を繋いで形になろうとしている。
 ここを逃せばもう何もないかもしれない。全ては自分次第。

 敬愛する漫画「ワンピース」を引用して例えるなら、今回の挑戦は「グランドライン(偉大なる航路)」への突入だ。
 主人公ルフィは、ゾロ、ウソップ、サンジ、ナミ、チョッパー(ロビンはまだ本格的な仲間には入っていないかな)という目的は違うが、目指す場所は同じ仲間を得て、「ワンピース(ひとつなぎの財宝)」を求め、海賊王を目指して海賊王ゴールド・ロジャー(正確にはゴール・D・ロジャー)が冒険した「グランドライン(偉大なる航路)」へと向かった。
 今の自分はグランドラインに入る手前にいるのかもしれない。
漫画ワンピースで例えるなら、魚人海賊団のアーロンの砦にいるのかもしれない。まだそこまで辿り着いていないのかもしれない。
 それでもグランドラインに続く海にはいる。

 この扉を開ければもう戻ってはこれないかもしれない。それでも勇気を出して扉に向かおうと思う。
 日本がドイツの地で1勝もできず、日本が生んだ最高の選手である中田英寿が突然の電撃引退を発表し、自分も何か日本サッカーを変える行動を起こさなければいけないと真剣に考え、その矢先に巡ってきたチャンス。
 ここでチャンスを逃せばこの先、自分には何も残らない。ここが勝負の時なのだ。
 30歳になり、最初のビッグチャンス。迷いはない。やるしかない。

予想不可能。

2006年07月06日 | Way for the GERMANY
 もうどっちが勝つのか検討もつかない。
ここまでくると、どっちが勝っても全然おかしくない。もうどっちがどっちって感じで判断に困る。

 2006年W杯ドイツ大会、決勝戦のカードが決まった。
国内の八百長疑惑でサッカーどころではないイタリア、ジダンが今大会限りで引退するフランス。この両国、決勝戦での対戦は初となる。
 W杯での対戦成績は2勝2敗。
最近2大会では、98年W杯フランス大会とEURO2000でフランスが勝利している。
 じゃあフランスが断然有利か?そうとも言えない。
 イタリアには過去にも八百長騒ぎが起こっていた。1982年W杯スペイン大会の話である。
スペイン大会では八百長に絡んだとされ2年間出場停止を受けていたロッシが得点王となり、イタリアは優勝を手にしている。あの黄金の中盤を擁していたブラジルを倒しているのだ。
ちなみに欧州勢がベスト4に勝ち残った今大会は、そのスペイン大会と同じだ。
 だったら歴史は繰り返されるでイタリアが優勝なのか?
 今大会は延長戦を戦った、もちろんPK戦までもつれた試合を含めた試合をした代表チームは、次の試合で敗れている。
今大会で延長まで戦ったのはアルゼンチン代表、イングランド代表、ドイツ代表、そしてイタリア代表である。
 ってことは、ドイツと延長まで戦ったイタリアが決勝戦では敗れる。フランスはまだ今大会延長戦まで戦ってはいない。フランスが断然有利!?

 ハッキリ言って、自分はアルゼンチンとイングランドのどちらかが優勝すると期待していた。
フランスの優勝は無いと思っていた。イタリアの優勝は、スペイン大会の再現になるかもと小ネタ的に話していた。それがこの始末・・・。
 もうどっちが勝っても構わない。それよりも地味で渋めな試合よりも両者が1点を取り、2点目を奪いに行くような試合が見たい。
どっちが優勝するかは予想不可能。だって当たらないから。だけどジダンが腰に手をあて、優勝国を羨ましそうに眺めている姿は目に浮かぶ。アンリがしゃがんで口を両手でふさいでボー然とする姿も想像できる。
 つ~ことは・・・イタリアが優勝?
それを公言してしまうと負けるので、やめておく。今まで口に出して負けた国があまりにも多いから。死神と化している。

 幸せだった約1ヶ月の祭典も残り2試合。
3位決定戦が消化試合となるのか。決勝戦はスペクタクルに満ち溢れるのか。
ここを見逃せば、次は4年後になってしまう。疲労もピークだが、最後まで自分も戦うぞ(観戦)!!