失点してから最後の数秒間だけドキドキした。
最大の見せ場がロスタイムに失点してからってのがモロッコ・ユース代表に敗れ、Wユースでの敗因な気がする・・・。
大熊監督の120分間を戦いきるという考えは理解できる。それがチームをマネージメントする監督の能力になるから。チームマネージメント能力に乏しいA代表のジーコ監督も見習ってもらいたい点でもある。でも!まずは与えられた90分間でどう戦い、どう勝つかを最優先に考えるべきなのだ。次に考えるべきなのが、90分間で勝負が決まらなかった場合を想定しての思考になる。1次リーグで2分け1敗で1勝もできなかったツケが一発勝負の決勝トーナメントの一発目に当たったわけなのだ。
国際大会に出場したチームで1勝もあげずに、しかも1敗しているチームがセカンドラウンドに進出するなんて話は今回の日本ユース代表で初めて見た。あまりにも運が良すぎた。決勝トーナメント進出で運を使いきってしまったからカレンのシュートが2回もポストやバーに当たるのだ。
勝利の方程式をとうとう構築ができなかったのが敗因でもある。
前半はトバシていたカレンが後半はピタッと止まってしまった時点で森本を出すべきだったし、広島の前田をカレンと交代させるべきだったのだ。森本投入が延長戦に突入してからという俺でも分かってしまう交代の采配の稚拙さが大熊監督の課題になった。
平山をとうとう最後まで交代させられなかった選手層の薄さ、監督の勇気の無さが最後の最後の失点に繋がった。平山が光ったのは、初戦のオランダユースで決めた1点だけである。
調子の上がらない兵頭を出場させたのもズレていた。せっかくワンタッチでパスを繋ぎ、前線にボールを運ぼうとした矢先、モロッコユースのスピードとテクニックに翻弄されっぱなしでようやくチームが前を向こうとした矢先に兵頭が不用意に下げたことが失点に繋がった。自信のない兵頭を出場させてしまった監督の判断の悪さが招いた失点だった。
大熊監督の最大の課題は、若い選手たちの潜在能力を最大限まで引き出せなかったことなのだ。
ジュニア、ジュニアユース、ユースの監督は国際舞台に選手とチームを出場させ、少しでも多く世界レベルに触れさせるのが仕事ではあるが、やはり最大の仕事は若手選手の潜在能力を引き出すことなのだ。
潜在能力を引き出す戦い方、選手起用をして世界と競うことが最大の経験になる。選手育成には、勝利が必要不可欠であり、潜在能力を引き出したうえで勝利を重ねることが変化や成長に繋がるのだ。
今日までの経験が自分の最高地点だと思い、新たな試みにチャレンジできない保守的な意識が無くならない限り大熊監督の成長は無い。
モロッコユースに勝利できたら増島たちDF陣は急成長できた。苦しい試合をモノにすることで得る自信が増島たちDF陣を成長させ、それが北京五輪、W杯へと繋がったであろう。
しかし試合終了間際の失点で敗れたことで北京五輪でのメダル獲得、W杯出場さえも危ないかもしれない。
飛躍する瞬間を逃したうえに、潜在能力を最大限に引き出すチャンスも逃した。Wユースに出場した日本ユース代表の選手たちは今後おおいに苦しむことになる・・・。
最大の見せ場がロスタイムに失点してからってのがモロッコ・ユース代表に敗れ、Wユースでの敗因な気がする・・・。
大熊監督の120分間を戦いきるという考えは理解できる。それがチームをマネージメントする監督の能力になるから。チームマネージメント能力に乏しいA代表のジーコ監督も見習ってもらいたい点でもある。でも!まずは与えられた90分間でどう戦い、どう勝つかを最優先に考えるべきなのだ。次に考えるべきなのが、90分間で勝負が決まらなかった場合を想定しての思考になる。1次リーグで2分け1敗で1勝もできなかったツケが一発勝負の決勝トーナメントの一発目に当たったわけなのだ。
国際大会に出場したチームで1勝もあげずに、しかも1敗しているチームがセカンドラウンドに進出するなんて話は今回の日本ユース代表で初めて見た。あまりにも運が良すぎた。決勝トーナメント進出で運を使いきってしまったからカレンのシュートが2回もポストやバーに当たるのだ。
勝利の方程式をとうとう構築ができなかったのが敗因でもある。
前半はトバシていたカレンが後半はピタッと止まってしまった時点で森本を出すべきだったし、広島の前田をカレンと交代させるべきだったのだ。森本投入が延長戦に突入してからという俺でも分かってしまう交代の采配の稚拙さが大熊監督の課題になった。
平山をとうとう最後まで交代させられなかった選手層の薄さ、監督の勇気の無さが最後の最後の失点に繋がった。平山が光ったのは、初戦のオランダユースで決めた1点だけである。
調子の上がらない兵頭を出場させたのもズレていた。せっかくワンタッチでパスを繋ぎ、前線にボールを運ぼうとした矢先、モロッコユースのスピードとテクニックに翻弄されっぱなしでようやくチームが前を向こうとした矢先に兵頭が不用意に下げたことが失点に繋がった。自信のない兵頭を出場させてしまった監督の判断の悪さが招いた失点だった。
大熊監督の最大の課題は、若い選手たちの潜在能力を最大限まで引き出せなかったことなのだ。
ジュニア、ジュニアユース、ユースの監督は国際舞台に選手とチームを出場させ、少しでも多く世界レベルに触れさせるのが仕事ではあるが、やはり最大の仕事は若手選手の潜在能力を引き出すことなのだ。
潜在能力を引き出す戦い方、選手起用をして世界と競うことが最大の経験になる。選手育成には、勝利が必要不可欠であり、潜在能力を引き出したうえで勝利を重ねることが変化や成長に繋がるのだ。
今日までの経験が自分の最高地点だと思い、新たな試みにチャレンジできない保守的な意識が無くならない限り大熊監督の成長は無い。
モロッコユースに勝利できたら増島たちDF陣は急成長できた。苦しい試合をモノにすることで得る自信が増島たちDF陣を成長させ、それが北京五輪、W杯へと繋がったであろう。
しかし試合終了間際の失点で敗れたことで北京五輪でのメダル獲得、W杯出場さえも危ないかもしれない。
飛躍する瞬間を逃したうえに、潜在能力を最大限に引き出すチャンスも逃した。Wユースに出場した日本ユース代表の選手たちは今後おおいに苦しむことになる・・・。