昨日8月4日(月)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・未来の外科医が奮闘/横浜の国際親善総合病院で児童へのセミナー』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
横浜市泉区西が岡1丁目の国際親善総合病院で、医師の仕事を紹介し
将来の外科医を育てようと、『外科手術体験キッズセミナー』が
開かれ、近くの横浜市立西が岡小学校の児童45人が参加したそうです。
手術などで実際に使われる機材に触れ、『医療は人の命を救う
大切な仕事』という医師らのメッセージをしっかりと受け止めたということです。
今回、『外科手術体験キッズセミナー』に参加した横浜市立西が岡小学校の
児童45人は、6チームに分かれて、内視鏡手術で使われる
鉗子《かんし》という道具でビーズをつまんだり、超音波メスを
水に付け秒速55,000回という振動の速さを体感したりしたそうですが、
職業体験学習を通じて中学生が医療現場の仕事を体験することはあっても、
小学生がこういった体験をする場というのはすごく貴重ですね。4月21日(月)には
『神奈川県立子ども医療センターで、心臓手術の道具を使っての手術体験!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅!!》
として取り上げたように、横浜市南区六ツ川の神奈川県立こども医療センターで、
患者家族ら約300人が参加して行われた心臓手術に使用する器具の
展示や動物の臓器を使った手術体験というのがありましたが、
入院をしている子どもたちに手術の仕組みを知ってもらい、手術や治療に
前向きに取り組んでもらいたいという狙いから行われたものなので、
チョッと今回のセミナーとは趣旨も違いますからね。
今まで、何度となく取り上げてきているように、現在の医療現場では、
苛酷な労働環境・労働条件から、深刻な医師不足・看護師不足に
陥っているといった問題を抱えているので、小学生という本当に早い段階
で、医療現場のいろんな面を知ってもらうことで、将来の職業選択の1つとして、
医師や看護師を目指す子どもたちが1人でも多く出てくるといいですね。
また、子どもたちが医師になるころには、現状の苛酷な労働環境・労働条件が
要因の、深刻な医師不足・看護師不足というのは、しっかりと解消させて
おかないといけませんね。せっかく医療現場の仕事を目指したいと思っても
こういう状況が続けば、子どもたちの夢と希望も奪ってしまうこと
になってしまいますから・・・。
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