昨日5月14日(木)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・緑地保全に役立てて、住民らが1500万円寄付/鎌倉市』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先の参照をお願いします。
鎌倉市の中央部に広がる『山之内西瓜ヶ谷緑地』の保全に
役立ててもらおうと、地元住民らで組織する特定非営利活動法人
《NPO法人》『北鎌倉の景観を後世に伝える基金』と梶原山町内会が、
鎌倉市に計約1,500万円を寄付したそうです。
昨年2008年夏にテニスコートの開発計画が浮上し、保全を求めて地元で反対運動が
起こったことがやっぱり今回の『山之内西瓜ヶ谷緑地』の保全へと繋がり、
約1,500万円という多額の寄付が集まったということになりますね。
地域住民の気持ちが鎌倉市を動かしたわけですから・・・。3月30日(月)には
『神奈川県内の公園や動物園などの子どもの遊び場に、
健康づくりなどを目的に大人が増加!!』
として取り上げたように、神奈川県内の公園や動物園など、これまで
子どもの遊び場だった場所に、中高年の姿が目立っていて、
少子高齢化で子どもが減る一方で、健康づくりなどの目的で
利用する大人が増えているようだということがありますし、当然、
子どもの遊び場として、自然環境保護としても緑地・里山保全の
観点から里山整備や公園整備を進めていくのは欠かせないですし、
今回の『山之内西瓜ヶ谷緑地』の保全のように、しっかりと周辺地域の
住民の気持ち、市民の気持ちというのを聴いて、取り組んでいって欲しいと思います。
そういった住民、市民の気持ちを無視して緑地や自然環境を汚すような
再開発に取り組む、新たな施設等を建設するなんていうのは
もってのほかですから・・・。
同じ5月14日(木)の神奈川新聞地域面には
『カナロコ・地権者が寄付、「二ツ池」も公園として整備へ/横浜市』
として記事が出ているように、横浜市鶴見区のため池『二ツ池』
《約26,000平方メートル》について、鶴見区獅子ヶ谷の
西側部分の地権者8人が、約10,915平方メートルを
横浜市に寄付し、鶴見区鶴岡の東側部分の地権者5人も
寄付の意向を示すなど、『二ツ池公園《仮称》』の整備に向けて
動きだしています。こちらは、東側の駒岡側池と西側の獅子ヶ谷側池の
2つの池があって、貴重な水・緑空間として地域住民に
親しまれてきたということですし、公園を整備し、自然環境を守り、
住民の憩いの場にしていくというのは自然な流れですし、こういう地権者側、
そして市側の気持ちが同じ方向を向いているというのが大切ですね。
以前から書いてきているように、緑地・里山保全の観点から
里山整備や公園整備を行うのは、神奈川県内各地の大きな課題ですし、
毎度のように、子ども議会で意見が出ているように、子どもからの
要望も多いわけですし、目先のことだけでなく、長い目を見てしっかりと
里山整備・公園整備に取り組んでいって欲しいと思います。
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