こちらも昨日27日(土)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・チョウ「アサギマダラ」が1200キロの旅/城山』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
鹿児島県喜界島で捕獲されて、印を付けて放された
「アサギマダラ」が、約1ヶ月で、
約1,200キロ離れた城山町の小倉山で再捕獲されたというのは、
1,000キロを超す北上の長距離移動の記録がほとんどないそうなので、
「アサギマダラ」の生態を知る上での貴重なデータになるとのことです。
そこで今まで北上の記録がどのくらいあるのかと
「アサマギマダラ」のことを検索してみたのですが、
1000キロを越す北上というのは、2003年の6月に
台湾の陽明山から大分県別府市にある鶴見岳まで約67日での
約1,300キロの移動、2004年の5月に
鹿児島県の喜界島から長野県根羽村の茶臼山まで約60日での
約1,057キロ移動などがあり、
いずれも60日以上掛かっての移動ということで、
今回、鹿児島県の喜界島から、印をつけて放されて
城山町の小倉山で約30日間で約1,200キロを移動し、
再捕獲された「アサギマダラ」が以下に貴重なものかというのが
分かると思います。
「アサギマダラ」は、暖かい地域を求めて移動するチョウだそうなので、
地球の温暖化や環境の大きな変化なども
今回の短期間の移動に関係があるかもしれませんね。
これから貴重なデータの解析が始まると思いますが、
「アサギマダラ」の生態系とともに、
環境問題に一石を投じるカタチになると
さらに環境問題への様々な取り組みに良い影響を
もたらすのではないかと思います。
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