今日は私の誕生日。
今日まで頑張って生きてきた私を慈しむ日。
幼い頃、誕生日になると祖母が作ってくれた「ばら寿司」(ちらし寿司のこと)を懐かしんで、バースデーケーキの代わりにちらし寿司を作りました。
いつもならアボカドとかにかまで作りますが、今日ははり込んでサーモンやマグロやいくらをふんだんに使ってゴージャスに。
付き合い始めて最初の私の誕生日に、彼がプレゼントしてくれたのが、こちら。
誕生石ペリドットのネックレス
そして2回目の誕生日には、
同じくペリドットのピアス
8月の誕生石は、ペリドットとサードニクス。
かつては、その誕生石にがっかりし、石言葉には痛烈なアイロニーを感じたものでした。
だってだって、4月のダイアモンドとか9月のサファイアとかその他にもルビーとかムーンストーンだとかに比べて、なんだかお安くてぱっとしないと思い込んでいたし、石言葉なんて「夫婦の和合」とか「平和」「幸せ」なのですもん。
私が母のお腹にいる頃から、若い女性と不倫をしていた父。
私が生まれて1年足らずで、不倫につぎ込んだお金を会社から横領したことが発覚しそうになり、女性と姿をくらました父。
そのくせ私には人の道を踏み外さず、1本芯の通った人になるような願いを込めて命名した父。
名前そのものが呪いのようなものであり、口さがない田舎町の人々の嘲笑を受けたもの。
ある意味、父の願い?通り、父のようになるまいと時に「正義の味方」と揶揄され、周りの雑音に負けまいといつも顎を上げて胸を張っていたから、「可愛げのない子」とそしられましたけどね。
「あんたなんか産まなきゃよかった!」
「あんたがいなかったら、私はもっと幸せな人生を送れたのに!」
父に生き写しだった私に、母からは鋭い言葉と拳を投げつけられたもの。
そんな私を護ってくれるはずの宝石の石言葉が、「夫婦の和合」?「平和」?「幸せ」?
等と、嘆いたこともありました。
でもね、そんな私に元カレ(今カレじゃないのが残念)が教えてくれました。
ペリドットは古代では悪魔祓いの力を持つ石とされ大事にされて来たのだとか。
そして厄除けのお守りにもなるし、強い浄化力を持ち、身体・精神を清め・活性化させてくれるとか。
また、罪悪感・過去のトラウマや強迫観念などを取り除き、新たな未来へ進んで行けるよう支援してくれる石で、ストレスを和らげポジティブ思考へと導いてくれるのだとか。
育ってくる過程で、他にもあれこれありましたが、それでもグレずに人の道を踏み外さずに生きてこられたのは、ペリドットのおかげかも、、、なんて思うようになってからは、大好きな石になりました。
ちなみに8月23日の誕生花は、
月下美人で、花言葉は「はかない美」「はかない恋」「艶やかな美人」
オシロイバナ
「臆病」「内気」「恋を疑う」
ボダイジュ
「夫婦愛」「結婚」
結婚にはあまりポジティブなイメージのない私に、なぜこうも「夫婦」というワードがつきまとうのでしょうね。