少しだけ暑さがやわらいだような気がします。
まりんは相変わらずごろごろ。。
ちょうど一年前のことです。
その日は涼しい日でした。
私は庭で子ツバメと出会い、そしてお別れしたのでした・・・
今も、そしてこれからも。
この子のことは一日も忘れることはないでしょう。
「リン」という名前をつけたツバメの子。
リンちゃんへ。
リンちゃんがくれた絵本。
「ときどき本棚からだして よんでね」
あなたはそう言ったけれど、
私はまだ本棚にしまえずにいます。
あの日からずっと手元に置いたままなのです。
「もういいよ。大丈夫だよ。」
あなたはそう言ってくれたけれど、
その言葉を受け取るまでには
まだまだ時間がかかりそうです。
とても小さかったリンちゃん。
とてもかわいかったリンちゃん。
私の元へ来てくれてありがとう。
そして本当に、本当に、ごめんなさい。