既知の不具合

11月8日現在確認している不具合内容一覧

①アナログデータの一部CWテレメトリデータに不具合
　　5A　バス電圧
　　5C　構体温度1
　　5D　構体温度2
　　6A　構体温度3
　　6B　構体温度4
　　6C　バッテリ温度
　二桁目がFの場合はBに読み替え、Eの場合はAに読み替えることにより対応。
②コマンド誤動作（散発的に発生）
③充電電流切り替えスイッチ（トリクル充電は問題なし）
④電力制御部の誤動作（PCUが勝手に切り替わる）

　④に関しては①と同様にテレメトリに問題がある可能性も有りますが、現時点では切り分けができていません。

　「ふじ3号」のテレメトリの詳細につきましては、JARL Webを参照してください。

今週末の試験運用

11月8日のパスでアナログ系送信機をオンすることができました。衛星の現況を確認するために今週末、コマンド機能と電源系制御部の確認試験を行います。スケジュールは下記の通りですが、中継器の使用は控えていただきますようお願いいたします。
【11月13日】
21:46～21:51
23:35～23:40
【11月14日】
20:53～20:58
22:34～22:39

　日時はUTCを使用していますので、日本時間に換算する場合は9時間プラスしてください。

　運用時間全てのテレメトリデータが必要です。日本では土日の早朝ですが混信や感度抑圧などによりデータが欠落する可能性が有ります。テレメトリを受信された方は下記までレポートをお願いいたします。

lab(アットマーク）jarl.or.jp

※上記E-mailアドレスは、スパムメール防止のため「＠」を（アットマーク）と表記しています。

11月3日12:00のパス

　12:00～12:10（UTC）までアナログ送信機ONのコマンドを送りましたが。送信機をONにすることができませんでした。

11月2日、3日の運用

　下記の時刻にコマンド機能確認のためアナログ系中継器をONにします。作業は5分程度で終了し確認終了後は送信機をOFFにします。
11月2日　21:20～
11月3日　12:00～

　日時はUTC表示ですので注意してください。なお、中継器の使用は制限しませが適正な電力でのuplinkをお願いいたします。

MorseDecoder

HotPaw ProductionsのiPhone用ソフトMorseDecoderで「FO-29」のCWテレメトリをデコードしてみました。
受信機のスピーカのそばにiPhoneを置いて受信した結果を写真に示します。シャック内の様々な音にもめげずそこそこ復調してくれました。