<毎日新聞>より
◇ウィーン国立音楽大・根岸弥生さん(20)◇
来年1月22日、新日本フィルハーモニーとピアノ協奏曲を共演する。16歳でオーストリアに渡り、ウィーン国立音楽大学ピアノコンサート科に入学した。◆欧州各地で演奏活動を行う一方、昨秋からウィーン国立大学獣医学科でも学び始めた。「日本と違い、いくつでも大学へ行くことができるんです」。解剖学の実習の後、ピアノの実技なんていうことも珍しくない。「獣医学を学ぶことで演奏表現も豊かになった」という。◆「音楽を使って障害者の力になりたい」。そんな思いから障害者と健常者が触れ合う施設作りを構想している。チャリティーコンサートなど、仲間たちと建設資金集めを始めた。「それぞれに100%の力を費やしたい」◆月に1度はイタリアでレッスン。「セリエAも楽しみです」。よく遊び、よく学ぶ。「限界をつくらない」というのがモットー。うなずかざるを得ない。【立教大・諏訪満里子】
◇ウィーン国立音楽大・根岸弥生さん(20)◇
来年1月22日、新日本フィルハーモニーとピアノ協奏曲を共演する。16歳でオーストリアに渡り、ウィーン国立音楽大学ピアノコンサート科に入学した。◆欧州各地で演奏活動を行う一方、昨秋からウィーン国立大学獣医学科でも学び始めた。「日本と違い、いくつでも大学へ行くことができるんです」。解剖学の実習の後、ピアノの実技なんていうことも珍しくない。「獣医学を学ぶことで演奏表現も豊かになった」という。◆「音楽を使って障害者の力になりたい」。そんな思いから障害者と健常者が触れ合う施設作りを構想している。チャリティーコンサートなど、仲間たちと建設資金集めを始めた。「それぞれに100%の力を費やしたい」◆月に1度はイタリアでレッスン。「セリエAも楽しみです」。よく遊び、よく学ぶ。「限界をつくらない」というのがモットー。うなずかざるを得ない。【立教大・諏訪満里子】