中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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閑話休題:白内障顛末記(20);手術後2年以上経過した

2014年11月21日 06時35分00秒 | 閑話休題:日々雑感

     閑話休題:白内障顛末記(20);手術後2年以上経過した

2014年11月21日(金

 私のブログは自分の道楽,ボケ防止が目的でやっているので,自由気儘.特にPRはしていない.まあ敢えて言えば,毎日,自分史を綴っているようなもの.でも,そんな手前勝手のブログにもかかわらず,毎日,何人かの方々に閲覧して貰っているが実に嬉しい.
 私の日課は,朝,ブログのログをチェックすることである.ログにはどの記事に何人アクセスしたかが毎日記録されている.この記録を見ていると,白内障顛末記へのアクセスが少数だが継続的にある.そこで今回は,平成24年6月に白内障手術を受けてからの2年余りの経過を記録しておくことにしたい.
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 結論的に言えば,その後の私の眼の状態は“まあ,まあ”の状態だと言えるだろう.
 私は60歳代半ばの頃から,自宅近くの眼科医で,半年に一度ぐらいの頻度で眼のチェックを受けている.
 “まあ,まあ”の状態と言っても,全く問題がなかったわけではない.いろいろと不都合なこともあったのも事実である.

 2014年6月16日(月),私は掛かり付けの眼科医で,左目の簡単な処置を受けた.白内障の手術で挿入したレンズは,身体にとって異物.したがって多少の拒絶反応があって,レンズの廻りが曇りが付いているとのこと.当の本人には何の異常も感じていないが…
 これはその場で高周波(正確な名前忘れた?)とかの処置で除去して貰った.処置の時間は1分足らずで痛くも痒くもなかった.
 その後は,半年後に定期検査にきてくれとのことで,今年の12月頃,チェックを受ける予定である.蛇足だが,今のところ緑内障や黄斑変性などの兆候はないようである.

 さて,次ぎに不便をしていることを少々…

■遠くを見るのに都合の良いレンズ…
 実は手術を受けるときに,焦点を遠くにするか,それともこれまで近視だったので,近視にするかで,質問を受けた.
 私は小学校高学年のころから,ずっと近視のメガネを掛けっぱなしの生活だったので,メガネ無しで山谷を歩き回りたいなという強い願望があった.当然,私の希望は,遠方が良く見えること.つまり手許の近場は凸レンズのメガネ着用ということになる.
 執刀医は,
 「もちろん,それでも良いけれど,日常生活が結構不便になりますよ…」
と私に注意する.医師は近視になれているんだから,近視のレンズを挿入するのも現実的な判断だと提案する.
 私の趣味の一つは山登り.雨の日にメガネに雨粒が付着して足元が良く見えなくなったり,冬場になると,メガネのレンズに水滴が凍り付くなど散々な目にあっている.だから私に意思は変わらなかった.

 ところが…ところがである.
 確かにメガネ無しの山歩きは快適そのもの.手術を受けるまで,自覚症状はなかったものの,手術前の私は足元が良く見えていなかった.それが,手術後足元が良く見えるのに随分とビックリした.それからは何の努力もなしに,下山速度が著しく速くなった.
 この変化は実に劇的で,白内障の手術を受けてつくづく良かったなと思っている.

■あちこちにメガネを置いている
 さらに,ところが…である.
 実は,私は良い年になっているのに未だに現役の仕事が少しある.この仕事はパソコンの前に座っていなければできない.ついでに言うと,このブログ作成も当然パソコンの前で行っている.当然のことながら近場を見るための凸レンズ入りのメガネ(俗に老眼鏡)を使っている.勿論,眼科医の処方で作ったメガネを使っている.
 ところが細かいものを見るときは,このメガネだけでは見えないので,文房具屋で仕入れたウン百円の虫眼鏡を併用している.でも,手術前の近視の時は眼鏡を取って,対象に眼を近づけるとかなり細かい字まで良く見えていたが,手術後はどうもそこまで細かいものは見にくい.ついつい細かい字を見るのが億劫になる.

 実は,こうしてブログ記事を入力しているパソコンの側には,下の写真のように3本の老眼鏡が置いてある.一番左は医師の処方箋で作った正規物.3.5ジオプトリである.その右の2本は100円ショップで購入したもの.真ん中は4.5ジオプトリ.右は透明ガラスの下半分に3.5ジオプトリの凸レンズが入っている.これも100円ショップ物.
 話がくどくなるので,この辺で止めるが,パソコンに外付けした24インチの画面,手許のキーボード,書類など,この3本のメガネと天眼鏡を頻繁に使っている始末.七面倒臭いったらありゃしない.
 それに,平素はメガネ無しで過ごしているが,食堂や居間で新聞や雑誌など読もうとすると,裸眼では無理.そうは言っても,いちいちメガネを持ち歩くのも面倒だ.そこで,100円ショップで,何本もの老眼鏡を買ってきて,居間,台所,食堂など家の中のあちこちに置いている.全く困ったものだ.
 この頃になって,医師の言っていたように近視用のレンズを挿入した方が良かったかと思うことがしばしばである.覆水盆に返らずである.



■二重に見えたりぼやけたり…
 さてもう一つ困ったことがある.
 長い間近場を見ていると,疲れのためか,像が二重に見え始めることである.それに遠くがぼやけて見えるようになる.
 医師の説明によると,たとえ手術で挿入した人工レンズでも,脳の方では何とか焦点を合わせようとして眼の筋肉(名前忘れた)を動かすとのことである.そのために挿入したレンズの位置が微妙にずれるから,像が二重になったり,ぼやけたりするとのことである.
 当初,どうも気になったが,この頃は,
 “手術後の眼なんてt,まあ,そんなものだよ…”
と達観することにしている.
 そして,家に居るときでも,昼下がりの時間は,なるべく近場の公園を散策しながら眼の保養に努めている.散策をすると,何時の間にか,視力が回復して,良く見えるように なっている.

 まあ,そんなわけで,白内障の手術後は,まあ,まあ,満足している.少なくとも手術前に比較したら,天と地ぐらいの差があるのは事実だから…
                                 (おわり) 

「白内障顛末記」の前回の記事
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「白内障顛末記」の次回の記事
(なし)
「閑話休題」の前回の記事
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「閑話休題」の次回の記事
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