中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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浅間連峰周遊;第1日目(1):軽井沢(離山登山)

2013年10月11日 07時24分47秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                                <離山山頂から浅間山を望む>

        浅間連峰周遊;第1日目(1);軽井沢(離山登山)
            (丹沢塔ノ岳常連)
        2013年10月8日(火)~10日(木)

第1日目;2013年10月8日(火) 

<ルート地図>



<軽井沢へ>

■台風が心配
 今回の浅間登山の計画は,今年の春辺りから,塔ノ岳常連の方々と話し合いながら,地元出身の私が計画を立案していた.そして,約1ヶ月ほど前に,2泊3日の素案を纏め,宿泊場所などを確保していた.
 ところが,いよいよ計画の火が近付くにつれて,季節外れの台風23号と24号が立て続けに発生した.1週間前の予報では浅間山方面の天候は晴れまたは曇りだったが,2日前ぐらいから台風の影響もあって,肝心の浅間山(前掛け山)登山を予定している10月9日の予報が雨になった.私は,場合によっては2日目と3日目の予定を入れ替えるなどの代案を考えたりしながら,どうしようかと迷いに迷っていた.
 いよいよ切羽詰まった10月7日,私は現地で天気予報を勘案しながら臨機応変に計画を変更することを前提として,予定通り旅に出掛けることにした.その間,同行予定の方から,計画通りで掛けるのかという問い合わせも頂戴した.もちろん臨機応変に行き先を変更することを条件として出かけますと返信する.

軽井沢駅集合

 初日の10月8日は,当初計画の通り,軽井沢離山散策である.
 参加者はNGさん,YDさん,TBさん(ノシイカさん),OTさん(野菜漬物さん),それに私の合計5名(男性2人,女性3人)である.
 今日(10月8日)から2泊3日の旅をする予定である.
 第1日目の今日は,軽井沢離山に頭山後,軽井沢からしなの鉄道で小諸駅に移動して,時間があれば,懐古園を散策する予定にしている.
 7時に東京駅銀の鈴待合室ということにしたが,TBさんとOTさんは,長野行新幹線の直接乗車されるとのこと,結局,TBさんは予定していた列車に間に合わず1本後の新幹線に乗車される.
 列車は高崎駅までは,沢山の立ち席が出るほど大変は混雑である.

<軽井沢駅に到着>

<別荘地帯を歩く>

■軽井沢駅から歩き出す
 軽井沢駅で,後発列車に乗車したTBさんを,30分ほど待って,9時48分に軽井沢駅前から歩き出す.
 まずは,しなの鉄道沿いに中軽井沢方面へ.
 ここは標高1000メートル弱の高源の筈だが,気温は23℃にも達している,予想以上に高温である.
 路傍で秋の花が咲き乱れている.花の名前は私には分からないし,覚える気もしないので,ここでは綺麗な花とだけ書いておこう.

<路傍の花>

岩峰神社
 10時05分,進行方向右手の岩峰神社に到着する.
 最近,五街道歩きに凝っている私は,神社仏閣があると,見過ごしてしまうと,どうも気になるので,写真だけは撮っておくことにする.

<岩峰神社>

別荘地帯に入る
 途中から右折して,別荘地帯に入る.
 鬱蒼とした唐松林の中に,閑静な道路が続く.全く人通りがない.自動車も滅多に通らない.なかなか良い雰囲気である.

<別荘地帯に入る>

碓氷峠の電気機関車
 10時14分,進行方向左手に電気機関車が展示されている.かつて,信越本線の横川軽井沢間で使われていた電気機関車である.
 私は小諸出身.小諸から上京するとき,軽井沢までは蒸気機関車D50あるいはD51に牽引された列車に乗車する.軽井沢からは蒸気機関車ではなく電気機関車に牽引される.坂の下り側(横川側)には電気機関車が3両,そして坂の上側(軽井沢側)には1両連結されていた.
 列車が発車するときには,先頭の電気機関車が汽笛を鳴らす.それが合図である.その合図に合わせて残りの3両の電気機関車が順番に汽笛を鳴らして列車が動き出す.そういえば,私が学生時代には,軽井沢と横川駅の間に熊ノ平という駅があったな…と,過去のことを懐かしく思い出す.
 “昔,軽井沢と横川の間にトンネルが26ヶ所もあったんですよ.信州人なら誰でも知っている信濃の歌の中に‘うがつトンネル26…’というのが,碓氷峠のことですよ…”
 私は,こんな話には全く興味がなさそうな同行者に,さかんに信州のPRをしてしまう.

<展示されている電気機関車>

離山登山口へ
 10時20分,小学校裏手の十字路から案内杭の矢印にしたがって右折して,離山登山口へ向けて歩き続ける.
 相変わらず別荘地の中である. 
 
<離山登山口案内板>

緑陰を行く
 相変わらず別荘地が続く.
 今日は季節外れの蒸し暑さである.私たちは,緑陰を伝い歩きしながら,閑静な住宅地を北へ向けて歩き続ける.

<緑陰を歩く>

<離山へ登る>

離山周辺地図


離山登山口
 10時45分,離山登山口に到着する.
 まずは,記帳場で5人を代表して,私が自分の名前などを記帳する.記帳簿に本名を書くのには,かなりの心理的な抵抗があるが,こればかりは仕方がない.
 ここから先は上信越高原国立公園内に入る.ここから先は,勿論,別荘もなくなる.やや急な上り勾配の道が続く.路面にはドングリや栗が沢山落ちている.栗は小振りだが,拾って食べてみると,随分と甘くて美味しい.

 
<登山者登記場>                             <登山口入口>

周回遊歩道
 ジグザグの登り道が連続する.離山は低山とはいえ,れっきとした山である.結構長い登り坂である.
 11時11分,漸く,山頂直下の周回道路に到着する.ここには案内杭と地図が立っている.
 私たちは,勿論,周回道路は通らずに,途中から山頂に向けて直登する.

<山頂直下の周回道>

■離山山頂に到着
 11時02分,離山山頂(標高1255m)に到着する.
 山頂には私たち以外誰も居ない.私たちは山頂にある展望台から四方の眺望を楽しむ.
 展望台から北西の方向には浅間山連峰の釜山,前掛山,牙山,剣が峰などの峰々聳えている.
 山頂で,銘々交替に記念写真を撮る.

<離山山頂に到着>

<離山山頂からの眺望

北アルプスが見え

 山頂から西を見ると北アルプスの山々が屏風のように連なっているのが見える.向かって右手から順に剣岳,槍ヶ岳,穂高連峰などがとても良く見えている.

<槍ヶ岳・穂高連峰が見える>

八ヶ岳連峰と佐久平
 西の方角に八ヶ岳連峰が聳えているのが良く見える.また,眼下に佐久平が広がっている.長野新幹線の列車が走っているのが見下ろせる.実に素晴らしい眺望である.

<八ヶ岳連峰と佐久平を見下ろす>

山頂で昼食
 山頂で少々早い昼食を取ることにする.
 例によって,OTさんが食べきれないほどの大量の食料を持参している.
 今回は平素の鎌倉歩きと違って,正真正銘の登山なので,極力,持ち物を少なく,軽くして貰いたい所だが…でも,持参された薩摩芋や巻き寿司は大変美味しい.

<OTさん持参の食料を美味しく戴く>

下山開始
 12時07分,離山山頂での昼食と休憩を終えて,離山山頂から下山開始.次は雲場池に向かう予定である.

<離山山頂から下山開始>

                                         (つづく)
続きの記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/53a094f030631c9187852cda6c42c3d0                         
「関東・上信越の山旅」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4d65cb82a30c7163c4c3f3f75e761bb6
「浅間山」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/daacab9e09492a473a6b8b775074f090


















 



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