中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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早春の信州小諸の旅(7)(最終回);島崎藤村ゆかりの遺構・大手門・本陣主屋を巡る

2020年03月09日 05時08分06秒 | 関東・伊豆箱根・上信越

                 <大手門>

      早春の信州小諸の旅(7)(最終回);島崎藤村ゆかりの遺構・大手門・本陣主屋を巡る
                 (独り散策)

           2020年2月27日(木) 晴;寒冷強風  (つづき)
まえの記事
  ↓
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/10922309caee9897c14e19def191e062


<ルート地図>

全体図

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※現地案内地図を撮影
※再掲


<島崎藤村ゆかりの遺構>

■清潔感のある相生町
 光岳寺の参拝を終えて,11時51分,相生町入口に到着する.ここから先,相生町は下り坂の道である.400~500メートルほど先にしなの鉄道の小諸駅が見え得いる.相生町は静かで清潔感のある街である.一時期,凌駕の歩道がアーケード風に屋根が付いていたが,数年前,いつのまにか取り払われてしまったが,アーケードなどない方が開放感があって良いなと私は思う.
<清潔感のある相生町>

■島崎藤村旧栖の地
 相生町を下る.坂の途中で右折して路地に入る.
 11時55分,島崎藤村旧栖の地に到着する.今は繁華街裏の殺風景な駐車場になっている.数年前までは道沿いに黒の板塀があったが,それも何時の間にか撤去されている.
 駐車場入口に,「島崎藤村旧栖地」と刻字された大きな石柱と案内板が立っている.
 駐車場の先に見えるマンション風の大きな建物を見上げながら,藤村がここでどのような生活をしていたのかを想像する.


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※現地の掲示板を撮影


■藤村井戸
 島崎藤村旧栖の地のすぐ近くに藤村井戸がある.
 井戸の近くにある案内板の記事によると,島崎藤村がこの井戸を使用していた頃は,つるべ式の井戸だったようである.


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※現地案内板を撮影


<藤村井戸の説明文>

<馬場裏;白壁の路地>

■白壁の路地
 藤村井戸の十字路を直進する.下り坂の狭い路地である.進行方向左手に立派な白壁の土塀が続く.

<白壁が続くすばらしい雰囲気の路地>

■酒造会社の建物
 11時58分,大塚酒造株式会社の入口に到着する.延々と続く白壁は酒造会社だった.入口には「自由にお入りください,試飲,販売しています」という趣旨の案内文が掲示されている.残念ながら,私は下戸.まだ一人酒を嗜んだことがない.せっかくの案内文だが中に入る気にならない.その代わりに,門の脇に掲示されている製品案内の写真を撮っておこう.
 観光案内地図を見ると,どうやらここに酒蔵資料館があるらしい.


<飯塚酒造株式会社>

<大手門公園・停車場ガーデン>

■小諸駅周辺地図

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※現地観光案内より引用


■威風堂々の大手門
 馬場裏を下ると国道に突き当たる.近くにある本町の横断歩道を渡って,大手門公園に入る.
 ちょっと急な下り坂を下って,12時03分,大手門に到着する(冒頭の写真).この門は国指定重要文化財である.ちょうど何人かの植木屋さんが植木の手入れをしている.目がくらむほどの高い三脚に乗って作業をしている.見ている私の方の目がくらみそうである.
 私が遠慮しがちに近づくと,
 「…どうぞ,どうぞお通りください」
と言いながら安全を確保してくれる.
 私,やたらに恐縮しながら,通していただく.



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※現地観光案内を撮影


■小諸城大手門の説明文
 この説明文からも明らかなように,小諸城は城が城下町より低い位置にあった.日本にはたくさんの城があるが,城下町の方が城より高い位置にある城など小諸城以外にはない,そこが面白い..

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※現地案内板を撮影


■ふたたび停車場ガーデンへ
 大手門の見物を終えて,12時08分,停車場ガーデンに戻る.公園中央の枯れ木にたくさんの飾り物が取り付けられている.色とりどりの花が咲いたように見える.なかなか面白くて見事である.
 ”こういうの…実に良いなあ~”
 信州の冬は長くて厳しい.厳冬期の今,この飾り付けから春を待ちわびる人たちの情感が伝わってくる.この木を見て思わずホッコリする.

<停車場ガーデンの飾り付け>

■小諸宿本陣主屋
 12時09分,停車場ガーデンの一番奥にある小諸宿本陣主屋に到着する.
 主屋の中も見学できるようだが,靴を脱ぐのがちょっと面倒なことと,約束の時間まで余り余裕がないので内部の見物は省略する.



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※現地観光案内を撮影


■停車場ガーデン全景
 小諸宿本陣主屋の見物を終えて,停車場ガーデンを通り抜ける,12時14分,小諸駅に戻る.

<停車場ガーデンから小諸駅を望む>

小諸駅前で昼食
 さて,次の用件は13時30分から.それまでに近場で昼食を摂ろうかと思う.
 ところが停車場ガーデン内のレストランだけでなく駅周辺の食堂は,昼時なのにほとんど閉店のままである.観光のオフシーズンなことは理解できるが,新ためて市街地の寂れ様を実感する.
 結局,駅前でたまたま営業中のレストランが1軒だけ見つかった.ここで食べるしかない.お店は2階にある.ちょっと狭い感じの階段を登って,店内に入る.先客は誰もいない.なんとなくガラ~ンとした雰囲気である.接客係も居ない.
 ”あれぇ…やっぱり営業していないのかな…”
と訝りながらも,
 「…こんにちは~」
と声を掛けてみる.すると奥の方から,
 「はあ~い…」
という返事があり,中年の女将が出てくる.私,
 「…やってますか?」
と伺う.
 「どうぞ,お好きな席にお座りください」
ということなので,小諸駅が見える窓側の席に座る.20~30人ほどは座れると思われる広い客席で,終始私一人ポツン.
 私の好物は天丼.「てんや」の天丼より少し高かったが,おいしく頂戴する.

 <好物の天丼>

<新幹線と上野東京ライン経由で無事帰宅>

■標語「冬を耐えれば春が来る」
 いったん小諸駅に戻る.小諸駅に「冬を耐えれば春が来る」という標語が貼ってあった.厳冬期の信州でこの標語を読むと,寒い冬に耐えている信州人の気持ちがとても良く分かる.
13時30分から,市内某所で雑務.この内容はブログには馴染まないのでもちろん省略.  

<小諸駅で見かけた標語>

■手土産のリンゴ
  夕方,小諸駅で手土産のリンゴを衝動買いする.
 島崎藤村ゆかりの遺構を見たばかりである.リンゴを見れば藤村の歌,
   ”リンゴ畑の木下に
     おのずからなる細道は
   たが踏みそめしはじめぞと
     問いたまふこそ楽しいしけれ”
という詩をすぐに連想する(うろ覚え,間違いご容赦).
 小諸から小海線の列車に乗って佐久平駅へ向かう.2両編成の綺麗なジーゼル車である.

<小諸駅でリンゴを衝動買い>

■佐久平駅で北陸新幹線に乗り換え
 佐久平駅に到着する.
 駅コンコースから名残の浅間山を仰ぎ見るが,やっぱり山腹から上には雲が纏わり付いていて見えない.上空は真っ青な晴れなのに…
 40分ほど待って,あさま号自由席に乗車する.折からのマース騒動の最中のためか,列車は空き空きである.

<佐久平駅から朝熊方面を望む>

■上野駅で上野東京ラインへ
 新幹線は乗ってしまえば,さすがに速い.居眠りをしているうちに上野に到着する.上野で上野東京ラインの電車に乗車する.もうとっぷり日が暮れている.さすがに東京駅からは座席に座れずに立っている乗客も多数居たが,コロナウイルスの影響もあってか新幹線は上り下りともに空いていた.
 日帰りで慌ただしかったが,半年ぶりに訪れた生まれ故郷で何か熱いものを頂戴したように思う.
 まだそれほど遅い時間にならないうちに無事帰宅する.

<ラップタイム>

  8:13  小諸駅前歩き出し
  8:17  懐古園(9:45まで)
  9:46  小諸義塾記念館
  9:54  小諸宿本陣
  9:59  小諸宿脇本陣
10:02  養蓮寺(10:04まで)
10:10  小諸商業
10:17  栃木
10:27  東山道跡(10:58まで)
11:07  再び小諸商業
11:18  尊立寺(11:20まで)
11:24  実大寺(11:26まで)
11:27  健速神社(11:28まで)
11:30  北国街道(本町)
11:37  成就寺(11:42まで)
11:47  光岳寺(11:49まで)
11:55  島崎藤村旧栖地
11:56  藤村井戸
11:58  大塚酒造
12:03  大手門(12:05まで)
12:09  小諸宿本陣主屋(12:10まで)
12:14  小諸駅着

[ウオーキング記録]

■水平距離                    7.70km

■沿面距離                     7.74km

■累積標高(+)                222m

■累積標高(-)                222m

■所要時間 (雑務の時間を除く,休憩時間を含む)
 小諸駅歩き出し                   8:13
 小諸駅着                      12:14
 (所要時間)                    4時間01分(4.02h)  
 水平歩行速度                                   7.70km÷4.02h=1.92km/h 
                                             (おわり)
「関東・上信越・伊豆」の次回の記事
(なし)

お断り;
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